古文 勉強 の 仕方。 古文の勉強法

大学受験・古文の勉強法 その1 主語のつかみ方

古文 勉強 の 仕方

古文の内容を読み取ることが苦手な中学生は、少なくないと思います。 そこで今回の記事では、 中学生が「古文」を勉強するうえで知っておきたいポイントを5つ、紹介していきたいと思います。 古文の勉強のやり方や、中学生でも知っておいた方がいい古典文法の基礎知識を紹介していますので、ぜひご覧ください。 ここでは、 「主語」と「助詞」の省略について詳しく説明していきたいと思います。 主語が省略される場合が多い 古文では、 人名や登場人物を示す言葉は、最初に書かれた後は省略して書かれない場合が多いです。 よって、文を読んでいても 述語の主語が書かれていないため、誰が何をしているの分かりづらくなってしまうのです。 では、 どうすれば主語をつかむことができるのでしょうか? 私は生徒には 「 古文で人名や人を示す言葉がでてきたら、まるで囲みましょう!」と指導しています。 そうすることで、 登場人物の読み落としを防ぐことができるし、 省略されていてる主語の見当もつけやすくなります。 助詞の省略にも注意 続いて、 助詞の省略について詳しく見ていきましょう。 そもそも 「助詞」とは何か? 助詞を説明するために、1つ例文を挙げたいと思います。 ・私 は、学校 で国語 を勉強します。 例文の中の太字で表した 「は」「で」「を」の箇所が、助詞です。 もし、 この例文で助詞が無かったらどうなるでしょう。 ・私、学校国語勉強します。 意味が全く分からないわけではないのですが、 主語や修飾語が分かりづらい文になってしまいました。 古文では、このように 助詞が省略されていることが多いのです。 では次に 古文の例文を挙げてみましょう。 ・光源氏、笛吹きたり。 光源氏が笛を吹いた。 主語や修飾語が分かりにくく感じると思います。 そこで、この例文に 助詞を補った文を挙げてみます。 ・光源氏 が、笛 を吹きたり。 これならば、 主語や修飾語が把握でき、意味も分かりやすくなったと思います。 このように、 古文を読むのに慣れるまで 助詞を補いながら読むと、内容がつかみやすくなります。 そして、その 教訓やオチをきちんと読み取れているかを問う問題がよく出されます。 教訓の例として、 「他人には親切にした方がよい」 「欲張ってはいけない」 「ズルをせず、努力することが大切である」 など 昔話のテーマになることが多い内容が挙げられるでしょう。 オチの例では、 一休さんのとんち話を挙げることができます。 一休さんが橋を渡ろうとしたら 「この橋渡るべからず」という立札が立っていたので、橋の真ん中を歩いてわたりました。 「立札を見なかったのか?」と問われると、 「端 はし ではなく、真ん中を渡ってきました。 」 と答えたという、有名なとんち話があります。 このように、 話の最後にオチがつくものもよく出題されます。 話の教訓やオチをつかむのが苦手な中学生は、 子ども向けの昔話やとんち話などを読み返して、話のパターンに慣れておくとよいでしょう。 古文は日本語で書かれてはいますが、 現代文とは文体が異なる部分が多いです。 そのため、 スムーズに読み進めることは難しいのです。 ではどうすれば、 古文をスムーズに読み進めることができるのでしょうか? 古文に限らず、誰しも 幼い頃に文章を音読することで、少しずつ読み取る力をつけてきました。 古文の場合も、それと同様です。 たどたどしく国語の教科書を音読していた頃を思い出し、 古文に慣れるまで可能な限り音読をしましょう。 そうすることで、少しずつ古文を読み取る力もついてきます。 「や」と「か」を用いる疑問の表現 文に、 「や」や「か」を付け加えることで、疑問の文にすることができます。 詳しく説明するため、まず 普通の文を例に挙げます。 ・昔、男ありけり。 昔、男がいた。 次に、 「や」「か」を付け加えた疑問の文を例に挙げます。 ・昔、男ありけり や。 昔、男がいたのだろうか。 ・昔、男ありけり か。 昔、男がいたのだろうか。 さらに、 文中に「や」「か」を付け加えた疑問の文を例に挙げます。 ・昔、男 やありけり。 昔、男がいたのだろうか。 ・昔、男 かありけり。 昔、男がいたのだろうか。 文末に「や」「か」が付いた疑問文は、分かりやすいと思います。 しかし、 文中に「や」「か」が付いた疑問文は分かりにくいので注意しましょう。 もし、 文中に「や」「か」が付いている場合、文末に「や」「か」を付けなおして読むと、意味が把握しやすくなります。 「いか~」を用いる疑問の表現 「いか」「いかに」「いかが」「いかで」など、 「いか~」で始まることばが使われている場合は、「どう~?」という意味に把握しましょう。 現在でも、次のような表現が使われていますよね。 「 いかがいたしましょう?(どうしましょう?)」 「この結末は いかに?(この結末はどうなる?)」 それでは、いくつか例文を挙げてみましょう。 ・大臣、 いかならむ。 (大臣は、どうであろうか?) ・ いかでさることするぞ。 打消しの助動詞をきちんと理解することができれば、古文を読み解くことがかなり楽になります。 ここでは、 紛らわしい3つの助動詞について詳しく説明しますので、確実に理解しておきましょう。 助動詞「む」について 古文では、 助動詞「む」が「ん」で書かれていることが多いです。 そのことに注意して、次の文の意味を考えてみましょう。 ちなみに、 「こころもとなし」は「不安だ」という意味、「おぼつかなし」は「はっきりしない」という意味です。 なぜなら、 助動詞「む ん 」は推量 ~だろう ・ 意志 ~しよう を意味する助動詞だからです。 「む ん 」を打消しの助動詞 ~ない と思っていると、本当の意味と逆の意味に解釈してしまうので、注意しましょう! 助動詞「ず」について ここで説明する 助動詞「ず」こそが、打消しの助動詞 ~ない です。 まず1つ例文を挙げましょう。 ・雪にてあまたのふみ届か ず。 「あまた」は「多くの」という意味、「ふみ」は「手紙」という意味です。 よってこの例文の意味は、「雪で多くの手紙が届か ない」になります。 助動詞「ず」について、注意しておくことがあります。 それは、 助動詞「ず」が 名詞にくっつくとき、「ぬ」に変わる 活用する ことです。 1つ例文を挙げると、 ・ふみ届か ぬ日あり。 手紙が届か ない日がある。 この太字で書かれた 「ぬ」はもともと「ず」なのですが、その後に名詞「日」がくっついているため、「ず」が活用して「ぬ」になったのです。 助動詞「ぬ」について 最後に、 助動詞「ぬ」について説明していきます。 助動詞「ぬ」は 完了の助動詞で「~した」という意味になります。 1つ例文を挙げると ・花、いみじう咲き ぬ。 花がたいそう咲い た。 助動詞「ぬ」で注意が必要なことは、先ほど説明した 打消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」との違いについてです。 1つ例を挙げてみます。 よって、この 「ぬ」は打消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」であることがわかります。 よって、この 「ぬ」は完了の助動詞「ぬ」であることがわかります。 最後に練習問題を1つやってみましょう。 「ぬ」に注意して、次の文の意味を読み取りましょう。 この 「ぬ」は打消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」であることがわかります。 この 「ぬ」は完了の助動詞「ぬ」であることがわかります。

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古文 勉強 の 仕方

古文は現代語から比べると、いろいろなものが省略されています。 現代の日本語自体にもいろんな省略がありますが、慣れない古文では、主語が現代語以上に省略されているので、話が全然見えなくなってしまうことがあり、高校生にとっては難しく見えてしまいます。 たとえば、 今は昔、竹取の翁といふものありけり。 ~ 『竹取物語』 有名な竹取物語の冒頭ですね。 「これくらい大丈夫やん」と思われるでしょう。 でも、この中にも省略はあります。 ・・・現代の日常会話でもこのまま話す人が多いのですが・・・。 このように、古文の勉強で、注意すべき省略はいろいろありますが中でも特に注意しなくてはならないのが、 「主語の省略」です。 ・・・主語が省略されていても気にならへんし・・・という人が最近は多くて、これはなかなか現代文にも影響してきて大変ですねんけど・・・それは置いといて。 いや、ホンマに笑い事ではないんですけどもね。 現代文でも古文でも。 そこで主語を補足しながら読んでいくことが大切になってきます。 ここは、古文の勉強法でまず注意していただきたいポイントです。 当たり前すぎますが。 これは古文だけの話ではなく、日本語がそうだからです。 例えば、桝崎というその頃は純情であった青年の日記があるとします。 校門前の神社で「好きです」と言ったら、「ごめんなさい」と走り去った。 ・・・哀しいですが。 さて、この「言ったら」と「走り去った」という述語の主語は省略されてますね。 誰が「言った」のか誰が「走り去った」のか、書かれていません。 なぜわかるのか?それはわざわざ書かなくても分かるからですよね。 作者と読者の間に、「言わなくても 書かなくても 絶対理解できるだろう」という了解があるからなんです。 それでは古文の話です。 もしか別の主語が出てきたら、書かれているはずです。 逆に、書かれていないということは、そのままでいいんです。 これは現代語の 「桝崎が朝起きて、歯を磨いて、顔洗って、頭剃って、~~」 と同じなんです。 ・・・毎朝、剃ってるんです。 毎朝、御髪おろしています・・・。 この頭をキープするのも大変なんです。 ・・・それはいいとして。 あ、この時も、もしか、「頭剃る」のが別の人なら、きっちり書いていないと分かりませんよね。 次は「で、」 ~親王、大殿ごもらで、明かしたまうてけり。 ただ、この「で、」には注意が必要です。 それは訳し方です。 先ほどの「て、」は現代語と同じで「・・・て、」でいいのですが、「で、」は「・・・ないで」というふうに打消で訳してください。 つまり、 会話文をはさむと係りどころがとぶというわけです。 )文章では、死ぬほどあるパターン。 ちなみに現代語訳はこうなります。 ~ 舎人は とても悪い子だと腹を立てて、「おまえは、どうして情け容赦もなく幼い子供に何という事をするのか」と言うと、~ さて、ここまで、 主語が変わらない可能性が高い、「て、」「で、」を主に見てきました。 今回は紹介しませんでしたが、これに「つつ」「ながら」を加えてもらってもいいです。 もちろん、これも100パーセントではありません。 主語が変わる可能性の高いもの、変わるかもしれない目印、だと思ってください。 これらの助詞を見つけて、主語の変わり目を見つける昔ながらの読解法のことです。 鬼と会ったら切る(を・に、を見つけたら、文を切る)とか ドーバー海峡(ど・ば、の間には切れ目がある) 漢文では、「鬼と会ったら帰る」なんていう風に教わることもあるかもしれません。 目的語が下にあるからですね。 さて、この裏側には、 「係る所を探す」というものもあります。 それが、上記に書きました、 「て・で・つつ・ながら」です。 これらは、逆に 切れないよ、係るところがあるよ、どこに係るか探してね、っていうサインです。 こうした単純作業をする必要があるんですね。 まず、 「を・に・が・ど・ば」です。 これらを見つけたら、 主語が変わるかも? と思ってください。 絶対に変わる、ではないですよ。 変わる可能性があるから疑って!です。 たとえば、 『桝崎、ブサイクなれば、もてず。 』 桝崎はブサイクなので、もてない。 とくれば、主語は変わりませんね。 でも、 『桝崎、「〇〇」といへば、笑ふ。 の場合、笑っているのは、桝崎ではないですよね?こういう時には主語が変わっているわけです。 だから、「を・に・が・ど・ば」を見つけたら、「主語が変わるかも?」と考える必要があるわけですね。 えっ、説明になってない?それじゃあ、変わるか変わらないかわからないじゃないか!もっと、はっきりと教えてほしい!そりゃそうです。 もう少し説明していきますね。 そもそも主語の省略が起こるのは自明だからです。 書かなくてもわかるから主語を省略する。 よく「古文は主語を省略する」なんてのをみますが、うそです。 正しくは、「日本語は」ですね。 だから、本来、ぼくらの感覚からすれば、主語は補えるはずなんです。 では実際に注意すべきパターンで勉強しましょう。 』 客体をとる動詞の後は、その客体が主語 まずは、このパターンを考えて見ましょう。 『言へば、笑ふ。 』 です。 誰が笑うのでしょうか?それは「言われた人」です。 なぜ?そう決まるか? 「他にいろいろな可能性があるよね。 必ずしも言われた人とは限らないよね。 」そう言いたいんですよね? だったら、書かなくちゃ。 「言ったので、笑った」 主語がないなら、聞いている人です。 このように、 客体をとる動詞 相手を必要とする動詞 +「ば」「ど」が来た場合、次の動詞の主語は、客体 =相手 が基本です。 まだ納得できない? 『桝崎、抱きつけば、怒る。 』 そうです。 私は「怒る」のは「抱きつかれた人」だと言っています。 たとえば、その子の親とか、先生とか、彼氏とか、怒りそうな人は確かにいっぱいいます。 でも、 「抱きついたので、怒った」という文章で、突然、登場していない「親」とか「彼氏」とか出て来たら、わからなくないですか?その場合、 「抱きついたので、その子の彼氏が怒った」と書かなければ伝わらない。 省略したということは、自明だということなんですね。 』 「見る・聞く」など客体をとる動詞の前は、別人。 今度はこのパターン。 『遊ぶを見る。 』 です。 この場合は、 「遊ぶ」と「見る」の主体・主語は、別人になります。 これは説明した方がわかりやすい。 「見たんです。 見たんです。 私見たんです。 」 「何を?」 「遊んでるのを見たんです。 」 「誰が遊んでるの?」 「私が」 「誰が見たの?」 「私です。 」 ・・・気持ち悪いですよね。 なんなの、この人…ってなります。 だから、こういう動詞の前は、別人です。 『~に会う。 』も同じですね。 ところが、なぜか生徒はこれが苦手。 というのも、ひとつは古文の場合、「~を」「~に」といくときに、 桝崎、 子どもが遊ぶ の を見る 桝崎、 子どもが遊んでいる の に会う というふうに、 「 の」が入らないんです。 そしてもうひとつは「を」とか「に」の後には「、」がないことが多い。 「、」がないだけで、主語が続くような感覚になってしまうようですね。 「~を」「~に」といくときに、「の」が入らないんです。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 次回の古文の勉強法は、古文文法のかなめ、古文を嫌いにする第一人者・ 『助動詞』さんをいかにマスターするかです! 大学受験では、国公立大学受験の人にとっては、文系でも理系でも大学入学共通テストで古文は必須ですし、例えば京大受験する人には、理系でも二次試験で古文は必須です。 また、私大文系受験の人にとっては、ほぼ古文は必須になっています。 したがって、こうした大学を志望している人は、しっかり古文の対策をしていきたいものです。 今後、大学受験の勉強法を色々お伝えしていきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。 大学受験 勉強の仕方 勉強法 古文 主語 LEAD パーソナルラボ 個別指導 大学入学共通テスト対策 国公立大学 私大文系 Posted in , 投稿ナビゲーション.

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古文 勉強 の 仕方

公立高校入試の古文の問題というのは、古文の知識について細かいところまで問われているわけではなく、原文(古文)に対する現代語訳や注釈を手がかりに、現代語訳から連想することでだいたい選択肢を選んだりすることができるような問題となっています。 この点をはっきりしておいて欲しいと思います。 決して、古文をスラスラ読めることが求められているわけではなく、古文を感じ取ることができればいいのかな。 知識面については、学校の授業で十分です。 係り結びの法則や助動詞の意味なども、学校の古文授業ノートを読み返してもらえばいいと思います。 この上で、問題集を使って対策を取っていきます。 公立高校の古文の問題の解き方をきちんと説明してくれている教材としては、『システム中学国語 古文・漢文編』(水王舎)があります。 猫ちゃんと執筆者の先生との対話を通じて解説が書かれているので、それを読んで、高校入試の古文の取り組み方を勉強してみてください。 このあと、少し易しめの教材ですが、『高校入試とってもすっきり古文漢文』(旺文社)を使って、古文の問題演習をしていけばよいかと思います。 易しめの教材ですが、公立高校の入試問題については、これで何とか取り組めるはずです。 古文には主語が省略されているわけで、なかなか主語の判別が難しい場合があります。 これについては、以下の回答を読んでみてください。 他、古文についての重要なことは、『システム中学国語 古文・漢文編』に書かれているので、それを参照してください。 だいたい、別冊の知識集にまとまっています。 中学生までなら・・・全暗記。 学校や塾で引いた線と解説全部暗記。 学校配布の問題集も全暗記。 というか、中学校の国語の定期テストは現代文も古文も暗記教科です。 【追記】 よく見たら受験生でしたね。 受験生の古文の勉強の仕方は、まず単語。 検索してたら、なかなかの良HPが見つかったので、リンク貼ります。 このサイト、国語に関して他にもいろいろ勉強方法載ってるようですね。 難しい内容も含まれてますので、いま古文が苦手なら、以下から習得。 「~~」と、いうように、会話の後には"と"がつく場合が多い。 単語の勉強が進めば、やっている動作がわかります。 そこで誰が何をしているか、主語が見えやすくなってきます。 というところか・・・。 あとは、作品名を覚えるのも効果あります。 徒然草なら注意とか教訓の話というように、作品名でだいたい内容が予測できる。

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