ジョーカー 映画。 ジョーカー (映画)

映画『ジョーカー』を絶賛してはいけない理由【評価/感想/レビュー/ネタバレ】

ジョーカー 映画

Ent. 「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉は皮肉にもアーサーを苦しめています。 社会福祉によって女性相談員との定期的な面談と、7つもの薬を摂取することでかろうじて 精神疾患を持ちこたえているアーサーは笑いが止まらなくなってしまう持病を抱えており、精神的に追い詰められると笑いだし、周りの人にも気味悪がられる始末。 ある日閉店の楽器店からの仕事でもピエロの格好で看板を持ち、必死に客の呼び込みをしているアーサー(ホアキン・フェニックス)に悪ガキ達が看板を奪って逃げます。 路地裏まで追いかけたものの、悪ガキ達に暴行され看板も身もボロボロにされてしまいます。 看板が壊されたこと、途中でいなくなったことを説明しても会社のボスや楽器の店主は知ったこっちゃないとアーサーに弁償をするよう命じます。 翌日、仕事場の同僚から自分の身を守る意味でも ピストルを譲り受けます。 ピストルが悲劇の引き金を引くことに... 別の仕事では小児病棟でピエロに扮して、子どもたちを楽しませていましたがお遊戯の最中に携帯していたピストルが子どもたちの前に転げ落ちてしまいます。 この事が原因で アーサーは仕事を解雇されることに。 ピエロの格好のまま、帰路につく電車内で事件が起こります。 乗客の男性3名が女性にちょっかいを出しており、女性から助けてほしそうにアーサーを見つめます。 これがアーサーの持病を発症させてしまい「爆笑し続けてしまいます。 」 男性3人がアーサーにバカにされていると勘違いし、アーサーに絡みある日のように暴行を受けてしまいます。 怒ったアーサーは男性の1人に向かって発砲! そのまま残りの男性2人にも発砲し全員を射殺してしまいます。 ジョーカーが誕生した瞬間でした。 貧困層のヒーローとなるジョーカー 指名手配犯となった正体不明のピエロ。 ピエロが殺した3名はエリート会社員でいわゆる富裕層。 皮肉なことに普段誰にも見られていなかったアーサーが、ピエロとなることで貧困層のモヤモヤした社会への不満を代弁するヒーローの様な扱いをされることになっていきます。 ある日、いつものように面談に向かうアーサー。 そこで拠り所だった社会福祉施設も無くなる事を知ります。 拠り所も無くなり、薬も無くなってしまうアーサー。 コメディアンを目指し、舞台に立ちますが最悪なタイミングで持病が出てしまい、観客を笑わせること無く自らが笑っているという皮肉な結果となってしまいます。 夢すらも打ち砕かれてしまいます。 母と出生の秘密を知る 母からいつものように手紙を受け取るアーサーは内容が気になり風を開け読んでしまいます。 そこには 自分の父親がエリート層の象徴でもあり、市長選挙に出馬する人物トーマス・ウェイン(ブレット・カレン)であることが書かれていました。 真実を確かめるために男の屋敷に向かうアーサー。 執事に母の名前を告げると「知らない」「イカレ女」と母の妄想であると言われてしまいます。 その帰路で母が脳卒中で倒れたことを知り、病院に付き添います。 病棟でやっていたTVで、 憧れのコメディアンショー内で司会者(ロバート・デ・ニーロ)が先日自分の舞台映像を見てバカにして笑いものにされてしまいます。 母から真実を聞けないアーサーは父親に直接会いに行きます。 「優しい言葉」と、「ハグ」が欲しかったアーサーが待っていたのは、 「全て母親の妄想だと侮辱の言葉」と、父親と思っていたトーマス・ウェインからの気持ち悪いと罵られた後の「1発のパンチ」でした。 家で絶望を感じながら落ち込んでいるアーサーに一本の電話が。 それは憧れていたコメディアンショーの出演のオファーでした。 後日、トーマス・ウェインの言葉が正しいのか確かめるため母親が昔入院していた病院へ。 そこでカルテを見ることにします。 その中には• 自分は養子であること• 母親には妄想性の障害があること• 幼いことに虐待を受けていたこと• 母親は虐待を黙認していたこと と 頼りにしていた一本の糸すらも切れてしまう事実を知ってしまいます。 Ent. さらには人の良い同僚と、ピストルを渡した張本人が尋ねてきます。 人の良い同僚は「君だけは親切だった」と逃しますが、もう1人は ハサミで滅多刺しにして始末。 そしてコメディアンショーでは自分が殺人事件の犯人であることをTVの前でカミングアウトし、自分をバカにした 司会者(ロバート・デ・ニーロ)を銃殺。 警察に捕まり、身柄をパトカーで移動している中、パトカーが事故にあい ジョーカーは暴徒たちに助け出され、ヒーローとして多くのピエロに扮した支持者から崇められるのでした。 ジョーカーラストシーンの真っ白な精神病棟を赤い足跡で歩いていく意味とは? ジョーカーはパトカーから救出されますが、結局は精神病棟に入れられてしまいます。 全身が白の服を来ているアーサーと女性面談員の会話がジョーカーの結末のシーンですが、どういう意味なのか疑問に思った人もいるのではないでしょうか? 突然持病が発症したかのように笑い出すアーサーに対して女性は「何がそんなに面白いの?」と聞くとアーサーは「ジョークを思いついて。 君には理解できない」と言って真っ白な病棟、廊下を赤い足跡をつけて立ち去っていきます。 この意味はアーサーが女性面談員を殺したことによる血がアーサーの足についてしまったものなのか? それともアーサーの妄想なのか? 疑問に思うかもしれませんが、その後のジョーカーを知っているなら答えは... 妄想ではなさそうですね。 その後、警察からジョーカーが左の方に逃げていくようなシーンと独特のステップによるダンスは妄想ではなくジョーカーそのものでした。 Ent. それだけでも凄いことなのですが、劇中で 徐々に狂気をまとったジョーカーになっていく表情にも注目して鑑賞してください。 ピエロを演じており、悪ガキから暴行を受けて身を守るだけのジョーカーには弱々しい表情しかありませんが、最後の方では観るものをゾッとさせる狂気じみた表情をしています。 2点目:音楽 ジョーカーの演技や映像の迫力に注目がされやすい今作ですが、音楽にも耳を傾けてください。 音響もジョーカーの心理描写や、スリラーの迫力を増しているので是非、映画館で楽しんでほしい作品です。 Ent. 観た感想としてはジョーカーは社会が生んだ悪魔だと感じました。 日本ではあまり感じませんがアメリカなど海外では社会、政治に対する不満が暴動に発展することもあります。 今回子供には注意喚起がされたのも、間違った解釈でジョーカーを生んでしまうことを恐れたのではないでしょうか? また、 コメディアンを夢見ていた男性が同情をひく悲劇であり、ジョーカーになってしまい腐った社会を笑う喜劇になっているのは皮肉にも感じました。 香港のデモのように観た人を本当に動かしそうなジョーカーの誕生でした。 笑い声がなんとも言えず脳裏に残ります。 Ent. 絶賛する人の気持も酷評する人の気持も分かる!と言えます。 ただ、1つ間違いなく言い切れることは「 今年を代表する映画の1つである」ということです。 観終わった時、直ぐに言語化出来ない感想が湧いてきました。 ハリウッド映画としても、と並んで映画賞レースで間違いなく名前が上がる作品です。 周りや家族が違えば結末も違ってくるという意味では、JOKERの後に公開された「」を合わせて観てほしいと思います。 ダークナイト3部作を無料で観たいなら JOKERを観た後に、改めてダークナイト3部作• バットマン・ビギンズ• ダークナイト• ダークナイト・ライジング を観るならが便利です。 ジョーカーが登場するバットマン(1989年)はもちろんDC作品が数多くあるので過去の作品を見直すにもおすすめです。 を初めて利用する人は31日間無料期間があるので是非、この機会にダークナイト3部作を観てください。 ダークナイト3部作だけじゃなくタクシードライバーやキング・オブ・コメディも観るならTSUTAYA TVが便利。 30日間無料。 本ページの情報は2020年1月時点のものです。

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超映画批評『ジョーカー』90点(100点満点中)

ジョーカー 映画

Ent. 「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉は皮肉にもアーサーを苦しめています。 社会福祉によって女性相談員との定期的な面談と、7つもの薬を摂取することでかろうじて 精神疾患を持ちこたえているアーサーは笑いが止まらなくなってしまう持病を抱えており、精神的に追い詰められると笑いだし、周りの人にも気味悪がられる始末。 ある日閉店の楽器店からの仕事でもピエロの格好で看板を持ち、必死に客の呼び込みをしているアーサー(ホアキン・フェニックス)に悪ガキ達が看板を奪って逃げます。 路地裏まで追いかけたものの、悪ガキ達に暴行され看板も身もボロボロにされてしまいます。 看板が壊されたこと、途中でいなくなったことを説明しても会社のボスや楽器の店主は知ったこっちゃないとアーサーに弁償をするよう命じます。 翌日、仕事場の同僚から自分の身を守る意味でも ピストルを譲り受けます。 ピストルが悲劇の引き金を引くことに... 別の仕事では小児病棟でピエロに扮して、子どもたちを楽しませていましたがお遊戯の最中に携帯していたピストルが子どもたちの前に転げ落ちてしまいます。 この事が原因で アーサーは仕事を解雇されることに。 ピエロの格好のまま、帰路につく電車内で事件が起こります。 乗客の男性3名が女性にちょっかいを出しており、女性から助けてほしそうにアーサーを見つめます。 これがアーサーの持病を発症させてしまい「爆笑し続けてしまいます。 」 男性3人がアーサーにバカにされていると勘違いし、アーサーに絡みある日のように暴行を受けてしまいます。 怒ったアーサーは男性の1人に向かって発砲! そのまま残りの男性2人にも発砲し全員を射殺してしまいます。 ジョーカーが誕生した瞬間でした。 貧困層のヒーローとなるジョーカー 指名手配犯となった正体不明のピエロ。 ピエロが殺した3名はエリート会社員でいわゆる富裕層。 皮肉なことに普段誰にも見られていなかったアーサーが、ピエロとなることで貧困層のモヤモヤした社会への不満を代弁するヒーローの様な扱いをされることになっていきます。 ある日、いつものように面談に向かうアーサー。 そこで拠り所だった社会福祉施設も無くなる事を知ります。 拠り所も無くなり、薬も無くなってしまうアーサー。 コメディアンを目指し、舞台に立ちますが最悪なタイミングで持病が出てしまい、観客を笑わせること無く自らが笑っているという皮肉な結果となってしまいます。 夢すらも打ち砕かれてしまいます。 母と出生の秘密を知る 母からいつものように手紙を受け取るアーサーは内容が気になり風を開け読んでしまいます。 そこには 自分の父親がエリート層の象徴でもあり、市長選挙に出馬する人物トーマス・ウェイン(ブレット・カレン)であることが書かれていました。 真実を確かめるために男の屋敷に向かうアーサー。 執事に母の名前を告げると「知らない」「イカレ女」と母の妄想であると言われてしまいます。 その帰路で母が脳卒中で倒れたことを知り、病院に付き添います。 病棟でやっていたTVで、 憧れのコメディアンショー内で司会者(ロバート・デ・ニーロ)が先日自分の舞台映像を見てバカにして笑いものにされてしまいます。 母から真実を聞けないアーサーは父親に直接会いに行きます。 「優しい言葉」と、「ハグ」が欲しかったアーサーが待っていたのは、 「全て母親の妄想だと侮辱の言葉」と、父親と思っていたトーマス・ウェインからの気持ち悪いと罵られた後の「1発のパンチ」でした。 家で絶望を感じながら落ち込んでいるアーサーに一本の電話が。 それは憧れていたコメディアンショーの出演のオファーでした。 後日、トーマス・ウェインの言葉が正しいのか確かめるため母親が昔入院していた病院へ。 そこでカルテを見ることにします。 その中には• 自分は養子であること• 母親には妄想性の障害があること• 幼いことに虐待を受けていたこと• 母親は虐待を黙認していたこと と 頼りにしていた一本の糸すらも切れてしまう事実を知ってしまいます。 Ent. さらには人の良い同僚と、ピストルを渡した張本人が尋ねてきます。 人の良い同僚は「君だけは親切だった」と逃しますが、もう1人は ハサミで滅多刺しにして始末。 そしてコメディアンショーでは自分が殺人事件の犯人であることをTVの前でカミングアウトし、自分をバカにした 司会者(ロバート・デ・ニーロ)を銃殺。 警察に捕まり、身柄をパトカーで移動している中、パトカーが事故にあい ジョーカーは暴徒たちに助け出され、ヒーローとして多くのピエロに扮した支持者から崇められるのでした。 ジョーカーラストシーンの真っ白な精神病棟を赤い足跡で歩いていく意味とは? ジョーカーはパトカーから救出されますが、結局は精神病棟に入れられてしまいます。 全身が白の服を来ているアーサーと女性面談員の会話がジョーカーの結末のシーンですが、どういう意味なのか疑問に思った人もいるのではないでしょうか? 突然持病が発症したかのように笑い出すアーサーに対して女性は「何がそんなに面白いの?」と聞くとアーサーは「ジョークを思いついて。 君には理解できない」と言って真っ白な病棟、廊下を赤い足跡をつけて立ち去っていきます。 この意味はアーサーが女性面談員を殺したことによる血がアーサーの足についてしまったものなのか? それともアーサーの妄想なのか? 疑問に思うかもしれませんが、その後のジョーカーを知っているなら答えは... 妄想ではなさそうですね。 その後、警察からジョーカーが左の方に逃げていくようなシーンと独特のステップによるダンスは妄想ではなくジョーカーそのものでした。 Ent. それだけでも凄いことなのですが、劇中で 徐々に狂気をまとったジョーカーになっていく表情にも注目して鑑賞してください。 ピエロを演じており、悪ガキから暴行を受けて身を守るだけのジョーカーには弱々しい表情しかありませんが、最後の方では観るものをゾッとさせる狂気じみた表情をしています。 2点目:音楽 ジョーカーの演技や映像の迫力に注目がされやすい今作ですが、音楽にも耳を傾けてください。 音響もジョーカーの心理描写や、スリラーの迫力を増しているので是非、映画館で楽しんでほしい作品です。 Ent. 観た感想としてはジョーカーは社会が生んだ悪魔だと感じました。 日本ではあまり感じませんがアメリカなど海外では社会、政治に対する不満が暴動に発展することもあります。 今回子供には注意喚起がされたのも、間違った解釈でジョーカーを生んでしまうことを恐れたのではないでしょうか? また、 コメディアンを夢見ていた男性が同情をひく悲劇であり、ジョーカーになってしまい腐った社会を笑う喜劇になっているのは皮肉にも感じました。 香港のデモのように観た人を本当に動かしそうなジョーカーの誕生でした。 笑い声がなんとも言えず脳裏に残ります。 Ent. 絶賛する人の気持も酷評する人の気持も分かる!と言えます。 ただ、1つ間違いなく言い切れることは「 今年を代表する映画の1つである」ということです。 観終わった時、直ぐに言語化出来ない感想が湧いてきました。 ハリウッド映画としても、と並んで映画賞レースで間違いなく名前が上がる作品です。 周りや家族が違えば結末も違ってくるという意味では、JOKERの後に公開された「」を合わせて観てほしいと思います。 ダークナイト3部作を無料で観たいなら JOKERを観た後に、改めてダークナイト3部作• バットマン・ビギンズ• ダークナイト• ダークナイト・ライジング を観るならが便利です。 ジョーカーが登場するバットマン(1989年)はもちろんDC作品が数多くあるので過去の作品を見直すにもおすすめです。 を初めて利用する人は31日間無料期間があるので是非、この機会にダークナイト3部作を観てください。 ダークナイト3部作だけじゃなくタクシードライバーやキング・オブ・コメディも観るならTSUTAYA TVが便利。 30日間無料。 本ページの情報は2020年1月時点のものです。

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ジョーカー : 作品情報

ジョーカー 映画

ジョーカーの紹介:2019年アメリカ映画。 の悪役として有名なジョーカーの誕生物語。 大都会ゴッサム・シティで道化師として暮らしていた一人の孤独な男アーサー・フレック。 ピエロメイクの大道芸人として、病弱な母を支える心優しい面もあり、同じアパートに住むソフィーに好意を抱いている。 どんな時も笑顔で人々を楽しませなさいと言う母の言葉通り、コメディアンを目指してドン底から抜け出そうとするアーサーが、なぜ巨大な悪のカリスマ『ジョーカー』へと変貌したのか。 切なくも衝撃的真実の物語。 「ジョーカー」はを獲得。 の弟で、8歳で俳優デビューを飾ったは本作で「キャリア史上最高の演技」と称賛された。 監督:トッド・フィリップス 出演:ホアキン・フェニックス(アーサー・フレック/ジョーカー)、ロバート・デ・ニーロ(マレー・フランクリン)、ザジー・ビーツ(ソフィー・デュモンド)、フランセス・コンロイ(ペニー・フレック)、ブレット・カレン(トーマス・ウェイン)、ダグラス・ホッジ(アルフレッド・ペニーワース)、ダンテ・ペレイラ=オルソン(ブルース・ウェイン)ほか 目次• ジョーカーのネタバレあらすじ:起 大都会ゴッサム・シティは腐臭が漂っていました。 市の衛生局がストライキをおこなってゴミ収集を停止しているためです。 街中ゴミがうず高く積み上げられ、強い生命力を持つネズミ、スーパーラットが現れて市民を悩ませていました。 そしてそれは政治の機能不全の象徴でもありました。 貧富の差は拡大、困窮した人々は暴力的になり何もかもが疲弊していました。 そんなゴッサム・シティに住むアーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は貧しい道化師。 所属するピエロ派遣サービス、ハハプロダクションから依頼されるわずかな仕事で細々と母親ペニー(フランセス・コンロイ)と2人で暮らしていました。 アーサーは脳と神経の損傷から、緊張すると笑いの発作に襲われる病気を患っていました。 母親は心臓と精神を病み、30年も前に仕えていた大富豪トーマス・ウェイン(ブレット・カレン)へ送った、助けを求める手紙の返事を待つ毎日。 大変な生活ではありましたが、そんな中でもコメディアンになる夢がアーサーの心の支えとなっていました。 ジョーカーのネタバレあらすじ:承 そんな中、アーサーを不幸が襲います。 街の福祉予算の削減で、ソーシャルワーカーのカウンセリングと向精神薬の打ち切りが告げられました。 さらには、ピエロ姿で閉店セールの宣伝をする仕事中、ストリートギャングの若者に袋叩きにされてしまいます。 預かり物の宣伝看板も破壊されてしまい、会社からは仕事放棄の疑いをかけられ、さらには看板の弁償を求められたのです。 落ち込むアーサーを同僚のランドルが慰めました。 「これで身を守れ」そう言って差し出したのは紙袋に包まれた拳銃でした。 しかしこれが裏目に出ることとなります。 後日、小児病棟でのピエロ姿での仕事中、アーサーは誤って拳銃を床に落としてしまい、ハハプロダクションを即刻解雇されます。 ランドルは自分が渡した拳銃であることを否定し、アーサーを裏切ることになります。 こうしてアーサーは少しずつ追い詰められていきました。 ピエロ姿で着替える余裕もないままアーサーは地下鉄に乗りました。 電車内ではトーマス・ウェインの会社で働く3人のエリート・ビジネスマンが女性に絡んでいました。 その女性は視線でアーサーに助けを求めますが、ストレスのせいか発作の笑いが抑えられないアーサーをビジネスマンたちはからかい、さらに袋叩きに遭います。 堪えられなくなったアーサーは拳銃を取り出し、彼らを射殺してしまいました。 すべては衝動的な行動でした。 そのあとに訪れた意外な高揚感。 アーサーの内に秘めた何かがはじけた瞬間でした。 ジョーカーのネタバレあらすじ:転 まるで生まれ変わったようなアーサーは、同じアパートに住む美しいシングルマザー、ソフィー(ザジー・ビーツ)の唇を強引に奪って口説き、自分の出演するスタンドアップコメディショーに招待します。 しかし、いざ自分の出番になると発作が治まらないアーサーのジョークに、客は無反応。 ショーは失敗に終わります。 ところがこの見事なまでのスベリっぷりが人気トークショー番組の司会者マレー・フランクリン(ロバート・デ・ニーロ)の目に止まり、アーサーは出演依頼を受けることになりました。 一方、アーサーの母ペニーは相変わらずトーマス・ウェインへの手紙を書き続けています。 ある日のこと、アーサーはこの手紙の内容を目にしてしまいました。 そこに書かれていたのは、アーサーがトーマス・ウェインの息子だという衝撃の内容でした。 アーサーは、トーマスに会って真実を確かめるためにウェイン邸へ行き、門越しの幼いブルース・ウェイン(ダンテ・ペレイラ=オルソン)を相手に手品を見せて気を引きます。 しかしそこへ執事のアルフレッド(ダグラス・ホッジ)が現れ、「おまえの母親はイカれてる」と追い返されてしまいます。 後日、アーサーはトーマス・ウェインが鑑賞するサイレント映画の会場に現れ、トイレに立ったトーマスに近づきます。 自分の父親であることを問うアーサーでしたが、トーマスは「自分は父親ではない、お前は母親が昔ウチで働いていた頃にもらわれてきた養子だ。 」という衝撃の言葉を聞くことになります。 それどころか顔面を殴られる始末です。 自分が養子であるという言葉を忘れられず、アーサーはアーカム州立病院へ行き母ペニーの入院記録を調べると、自分は養子でそもそも母親と血縁関係にないこと、母親は精神疾患を患っていたこと、母の交際相手の男性がアーサーを虐待して脳に損傷を負わせたという事実が、当時の入院記録や新聞記事の切り抜きから判明しました。 アーサーがこれまで信じていた愛や絆はすべて幻想でした。 脳卒中で入院している母ペニーを枕で押さえ込んで窒息死させ、どうすることもできなくなったアーサーはソフィーの家へ助けを求めました。 しかしそこに現れたソフィーはアーサーの名前をかすかに覚えている程度でした。 ソフィーとの関係はすべてアーサーの妄想だったのです。 もはやアーサーには、守るべきものは何一つ残されていませんでした。 ジョーカーの結末 ゴッサム・シティの貧しい者たちは、傲慢なビジネスマンを地下鉄で射殺した謎の道化師を英雄化し、富裕層への反発デモが街のあちこちで行われていました。 それを見たアーサーに不敵な笑みが浮かびます。 ついにマレー・フランクリン・ショー出演の日がやってきました。 アーサーが見つめているのは若かりし頃の母ペニーが写る写真。 その写真の裏側にはメッセージと共に「TW」というイニシャルが。 それはトーマス・ウェインからペニーへ親しみを込めて贈られた写真でした。 まるで2人の関係が深く、アーサーの父親がトーマスあるという事実を暗示するかのようです。 そしてアーサーはその写真を憎しみを込めて握りつぶすのでした。 ピエロのメイクをしているアーサーのもとへ、母ペニーが亡くなったことを心配して、同僚だったランドルと小人症のゲイリーが駆け付けました。 アーサーを元気づけようとする2人でしたが、その場でアーサーは裏切り者のランドルの喉をハサミでかき切り、倒れた彼の頭を壁に何度も叩きつけて殺してしまいました。 一方、唯一自分に優しくしてくれていたゲイリーをアーサーは見逃して帰すのでした。 ビジネスマン殺しの事情聴取のためアーサーを追う警察から逃れつつ、アーサーはマレー・フランクリン・ショーの楽屋へとやってきました。 楽屋に現れたマレーに、ピエロのメイクと衣装で身を固めたアーサーは注文をつけました。 「呼ぶのは本名ではなくジョーカー(冗談屋)と紹介してくれ」と。 こうしてジョーカーとして生まれ変わった悲しい道化師アーサー。 マレー・フランクリン・ショーのスタジオに拍手で迎えられたのも束の間、ビジネスマン射殺の犯人は自分だと告白し、自分を笑いものにしようとしたマレーを恨んでいたジョーカーは拳銃を取り出すと、テレビの生放送中にマレーを射殺。 ジョーカーとして最初の大舞台のショーで果たしたパフォーマンスは、ゴッサム・シティで暴徒化する市民をより一層白熱させました。 ウェイン一家3人は混乱する市街地から逃れようとするも、ピエロの仮面をかぶった暴漢に追い詰められ、トーマスと妻マーサは射殺されるのでした。 そこには一人呆然と立ち尽くす幼いブルース・ウェイン(将来のバットマン)の姿がありました。 パトカーで連行されるジョーカー。 市民はピエロの仮面をかぶり、不満を爆発させる。 この光景にジョーカーは心が満たされていくのを感じた様子でした。 そこへ、ジョーカーの乗せられたパトカーに救急車が突っ込み、警官は瀕死、ピエロ仮面姿の男たちがジョーカーをパトカーから助け出します。 車のボンネット上にジョーカーが立ちあがると、彼を取り囲み、まるで彼を英雄かのように讃える市民たちの姿がありました。 (ラストシーン)ジョーカーはアーカム州立病院へと収容されていました。 手錠をかけられて小さな部屋でソーシャルワーカーのカウンセリングを受けていましたが、またしても笑いの発作が出てきます。 どうしたのかと聞かれたジョーカーは「面白いジョークが浮かんだ。 理解されないだろうけど。 」と言います。 しばらくするとジョーカーはダンスをしながら部屋を出てきました。 ソーシャルワーカーを殺害したのか、ジョーカーが歩くあとには血にまみれた足跡が残されていました。 以上、映画「ジョーカー」のあらすじと結末でした。 最初は自身が見ていたジョーカーと違うのではないかと不安で、もし違ったら受け入れられるのだろうかと思っており、映画をみるのが遅くなったのを憶えています。 しかし、実際に見てみると、確かに従来のジョーカーとは違いますが、その違いが逆に良い、という自身の中で革命を起こした作品になりました。 ホアキン・フェニックスの演技がリアリティを持ってきて、それと同時にコメディを思い起こさせるダンスであったり、貧困にあえぐ人々の辛さとずるがしこさ、そこからくる社会の不安や不満すべてを混ぜて、それでいて美しいという感想が出てくる映画でした。 人々を巻き込んでいくジョーカーとして、新たなジョーカーとして私の中ではすぐに浸透したのも印象的です。 ハーモニーさんの感想 心優しい道化の青年が悪のカリスマとなり、バットマンとの因縁が 生まれた過程が丁寧に描かれていた。 印象に残ったのは、警察に連行されていくところを、暴動の群衆に助け出されボンネットに丁寧に寝かせられ、起き上がった所での大歓声 「メシアの生誕!!」か、そしてラスト、それまでずっと薄暗かった画面が 光が燦燦と降り注ぐ感じの中、病院の廊下を意気揚々と踊りながら去っていくところが強烈だった。 最後に、母の若かりし頃の写真の話だが、私は皆さんとは違って、それすら 母の偽装だと解釈したのだが? あれだけ母思いだったのに、母を殺したのも、自分の不幸の元凶が 全て母親だったと確信したからだろう。 匿名さんの感想 チャップリンは言った。 人生はクローズアップして見れば悲劇で、ロングに引いて見れば喜劇だ、と。 相反する要素を備えているからこそ、人はダークヒーローにひきつけられるのかもしれない。 しかしジョーカーの人生がどんなに悲惨だったとしても、殺人や犯罪は間違いだ。 そういう意味で主人公の行動には全く共感できない。 カタルシスもない。 彼はゴッサムの住人は思いやりがない、もしジョーカーが道に倒れていたら踏みつけて行くだろう、と言います。 しかしそれはジョーカー自身にも言えることです。 拳銃を渡した同僚やソーシャルカウンセラー や、彼女を雇っていた市 は善意やできる範囲でジョーカーを助けようとしていました。 結果的には彼らはジョーカーの助けにはなりませんでした。 当たり前ですが人は無制限に他者を助けることはできません。 また自分の権利を越えて他者を害することもおかしな話です。 ジョーカーの行動はあまりに衝動的で納得できません。 理由の積み重ねは映画の中で充分描かれていますけれども。 映画の中では、混乱したゴッサムからバットマンとジョーカーが産まれました。 二人が表裏一体として扱われるのは公式の見解ですが、社会の荒みようが救われない人間を連鎖的に産み出している、とも解釈できます。 そういう点で視聴後に虚無感しか感じないのです。 映画の中で「皮肉」がテーマとして扱われていることは理解できます。 しかしそれでクスリともさせられなかったあたり失敗作、または凡作と言っていいかと。 匿名さんの感想.

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