新幹線 大 爆破。 ■日本映画の感想文■新幹線大爆破

映画『新幹線大爆破』はこうして作られた

新幹線 大 爆破

映画『』 どうも、管理人のタイプ・あ~るです。 さて本日、NHKBSで映画 『』が放送されました(13時~)。 簡単にあらすじを紹介すると、「零細工場の社長だった沖田()が経営に失敗して借金を背負い、仲間たちと共謀して完全犯罪を計画。 出演者も、大スター:を筆頭に、、、、、多岐川裕美、、、侍、、、、など有名俳優が多数集結し(一瞬しか映らない人もいますがw)、まさに豪華キャスト! しかしながら、こういう大規模なパニック映画が日本で滅多に作られないのはそれなりの理由があるわけで…。 映画『』 『』が公開された1970年代、世間では「パニック大作」がブームになっていました。 巨を舞台にした『』、豪華客船を舞台にした『』、の火災事故を描いた『』などが大ヒットし、日本でもの『』が注目を集めていたのです。 そこで当時、の社長だったは「我が社でもパニック映画を作るぞ!」と思い立ち、タイトルも自分で「『』だ!これで行こう!」と決定(ちなみに岡田社長は世間の流行をいち早く取り入れることが大好きで、カで『』が大ヒットしていることを知るやいなや、「日本で公開される前にうちでも作れ!」と命じて『』を制作したのは有名な話ですw)。 そんな岡田社長がゴーサインを出した企画ですから、当然スタッフたちは全力で『』に取り組まねばなりません。 しかし、協力を求めた(現JR)は「安全をウリにしている新幹線のイメージがダウンしてしまう」と猛反発(まあ「そりゃそうだろう」って話ですがw)。 のスタッフは何とかして協力してもらおうと粘り強く話し合いを続け、側も「せめてタイトルだけでもどうにかならないか?」と妥協案を出すものの、岡田社長が「絶対にタイトルは変えない!」と突っぱねたため交渉は決裂。 結局、の協力なしで映画を作ることになってしまいました。 困ったのは制作スタッフです。 なんせ新幹線を主な舞台としたストーリーですから、肝心の新幹線がなければ企画自体が成立しません。 そこでスタッフはどうしたか? なんと、実際に新幹線を作っている会社へ行って車両の部品や材料を全て購入し、美術部が撮影所内に 本物そっくりの「ひかり号」のセット(12輌編成)を組み立ててしまったのです。 いくらの協力を得られないからって、まさか新幹線を丸ごと作ってしまうとは…。 今じゃ絶対にこんなこと出来ないだろうなあ(ちなみに部品を売った会社はからメッチャ怒られた挙句、3年間の出入り禁止を食らったらしいw)。 映画『』 さらに東京駅のホームも撮影許可がおりなかったため、本物そっくりのホームをオープンセットで再現し、線路が見える場面はなど私鉄に協力してもらって撮影したそうです。 なお、どうしても必要な場面はカバンの中にカメラを隠し、 無許可のゲリラ撮影で乗り切ったというのだからムチャクチャですな(笑)。 また「2台の新幹線がすれ違うシーン」などは本物の新幹線でも撮影が難しいため、 ミニチュアを使った特撮で対応することになりました。 しかしミニチュアとはいえ、12輌編成の新幹線の場合は全長12メートル、それを走らせる線路の長さは300メートルにも達し、撮影所の裏手にはみ出すほどの大きさだったそうです。 このミニチュアが非常に精密でハイクオリティなんですけど、それもそのはず、本作で特撮美術を担当したのは『』や『』などでデザイナーを務めたさんなのですよ! 成田さんが作り上げたミニチュアセットは細部に至るまで驚くほどリアルで、プロデューサーのさんも「実写で撮ったカットも入っているが、観客にはミニチュアと実写の区別がつかないだろう。 それぐらい上手く出来ている」と豪語していました。 映画『』 この特撮シーンで活躍したのが、当時「世界に数台しかない」と言われていた シュノーケル・カメラです。 それまでの大きなカメラでは入れなかったような狭い空間にもレンズが入るため、様々なアングルでの撮影が可能になったという。 ちなみに当時のシュノーケル・カメラは、まだCM以外にほとんど実績がなく、で使われたのは『』が初めてだったらしい(数年後に『』でも使用された)。 しかし、シュノーケル・カメラのレンタル料は1日100万円と高額で、それを1ヵ月使用したからカメラ代だけで3000万円。 さらにミニチュアの製作費が2000万円、特撮全体のコストは6000万円など、莫大なお金がかかってしまいました。 その結果、本作の製作費はの作品において過去最大の5億3000万円に達したそうです。 うわあああ… 映画『』 おまけに撮影スケジュールも非常にタイトで、との交渉が難航してなかなか進まず、ようやく結論(協力拒否)が出た時には公開日が目前に迫り、 「撮影期間が5週間しか取れなかった」とのこと。 監督を務めたさんによると、「クランクインが遅れたせいで時間が全然なかった。 朝から晩まで撮影し続け、最後の1週間は1日2時間か3時間ぐらいしか寝られなかったよ。 完成したのは封切りの2日前で、本当にギリギリだった」など、大変な状況だったようです。 ただ、佐藤監督自身はそんな状況をむしろ楽しんでいたらしい。 たしかにに断られた時はガックリきた。 でもから「やめるか?」と言われたら反射的に「いや、やめない!」って。 活動屋っていうのは面白いもんで、ダメだと分かるとさらにやりたくなるんだよね(笑)。 撮影所全体が「面白れぇ、やってやろうじゃねえか!」という雰囲気になって。 美術スタッフなんかも「東京駅でロケできない?じゃあ東京駅を作ってやらあ!」みたいな感じで、逆に闘志を燃やしてた(笑)。 どうやら現場はノリノリだったようですね(笑)。 まあ、そんなわけで様々な困難を乗り越えて『』は完成し、無事に全国の劇場で公開されたんですが… なんと全然ヒットしなかった!? 正確に言うと、ではそこそこの客入りだったようですが、地方ではサッパリ。 特に、当時はまだ新幹線が通っていなかった北海道や東北などの成績が最悪で、途中で打ち切りになった劇場もあったという。 結果、5億3000万円の製作費に対し、配給収入はわずか3億円。 が社運をかけて制作した超大作映画は、まさかの失敗に終わってしまったのです。 しかしながら捨てる神あれば拾う神あり(?)、ダメもとで海外へ持って行ったところ、カやヨーロッパなど世界各国で予想外の高評価!中でもフランスでの成績が凄まじく、同時期に公開された『』に次ぐ驚異的な大ヒットを記録したそうです。 一体なぜ海外でここまでヒットしたのでしょうか? 実は海外で公開したバージョンは 大幅な再編集が施されており、日本版が152分なのに対し、カ版は115分、フランス版に至っては100分という短さ!なんと50分以上もカットされていたのです(どうやら「犯人側の描写」がバッサリ切られたようですが、それってもう全然違う映画になってるんじゃ…?)。

次の

『新幹線大爆破』 佐藤純弥 1975 : なにさま映画評

新幹線 大 爆破

解説 東京・博多間を走る新幹線に仕掛けられた爆弾をめぐって、犯人と捜査当局の対決を描いたサスペンス映画。 脚本は小野竜之助、監督は「ゴルゴ13 1973 」の佐藤純彌、撮影は「怪猫トルコ風呂」の飯村雅彦がそれぞれ担当。 1975年製作/152分/日本 配給:東映 ストーリー 約一五〇〇人の乗客を乗せたひかり一〇九号、博多行は九時四十八分に定刻どうり東京駅十九番ホームを発車した。 列車が相模原付近にさしかかった頃、国鉄本社公安本部に一〇九号に爆弾を仕掛けたという電話が入った。 特殊装置を施したこの爆弾はスピードが80キロ以下に減速されると自動的に爆発するというのだ。 さらに、この犯人は、このことを立証するために札幌近郊の貨物列車を爆破する。 これらの完璧な爆破計画は、不況で倒産した精密機械工場の元経営者・沖田哲男、工員の大城浩、そして元過激派の闘士・古賀勝によるものであった。 そして沖田は500万ドルを国鉄本社に要求した。 運転指令長の倉持は、運転士の青木に事件発生を連絡するとともに警察庁の須永刑事部長、公安本部長の宮下を招集、対策本部を設定した。 やがて国鉄側が沖田の要求に応じたために、大城が500万ドルを受け取りに向ったが、パトカーの執拗な追跡に事故死してしまった。 仲間を失った沖田は単身、捜査本部と虚々実々の掛け引きを展開し、沖田は巧妙な手口を駆使してついに500万ドルを手に入れた。 しかし古賀は、貨物爆破の現場に残したタバコから身許が割れ、沖田を逃すために自爆した。 沖田は、捜査本部に爆弾除却方法を記した図面が喫茶店サンプラザのレジにあることを知らせ、変装、偽名を使って海外旅行団の一員として羽田に向った。 ところが、その喫茶店が火事になって、図面が焼失してしまったのだ。 捜査本部はTVで必死に沖田に呼びかけたが、反応はなかった。 緊迫した捜査本部に、制限速度ぎりぎりで走る一〇九号を外から撮影したフィルムが届けられた。 そのフィルムから爆弾装置の箇所が判明された。 早速、爆弾の仕掛けられた位置の床を焼き切るために一〇九号と並行して別の新幹線を走らせ、酸素ボンベと溶接器を運び入れ、見事、爆弾除去に成功した。 一方、沖田は羽田国際空港で張り込む刑事たちの目を逃れて搭乗しようとしたが、刑事たちが連れて来ていた息子の賢一が沖田に声をかけたために見破られてしまった。 沖田は必死に逃走するが、追って来た刑事たちに射殺された。 いや~面白かった~!サイコー! 冷静に考えると色々気になるところがあります 柔道部とか、火事とか、高速度撮影の現像をどうしたのとか でも寅さん風にいうなら、 理屈をいうんじゃないよ!理屈を! という勢いがあります 俺は娯楽映画撮ってんだよ!と監督から説教くらいそうです だって面白いじゃあないですか! その証拠に新幹線総合司令所の壁面に広がる巨大な電光掲示板が実物と左右を逆にセットを作っています 実物は東京を左に、右手に博多方向が展開されているそうです しかし、観客たる私達の東京から博多へのイメージは右手から左手です このイメージに合わせないと混乱するためです リアリズムに徹するなら実物に合わせるべきでしょうが、監督はこうしたのです 娯楽映画に徹するのだということです それにしても国鉄の協力無しに、よくぞここまでやれたもの 東映の底力恐るべしです 車内シーンは実車でとったとしか思えません 2時間半全くダレません 緊迫感がラストシーンまで途切れないのです 海外版は2時間を切るものや、100分なんてものまであるそうです 犯人側のシーンをバッサリカットして短くしてあるようです しかしそれでは、終盤の羽田空港のシークエンスが全く味気なくなってしまいます それすら無いのかも? もし新幹線のゼロ地点停車でエンドマークなら、本作の魅力の半分を捨てたようなものです 本作を元ネタにしたという米国映画のスピードを思だして下さい あの犯人像の薄ぺらで適当なこと! この2時間半版しか観ていませんから、想像に過ぎませんが、犯人描写を端折ってしまっては余韻の重さが全く出ないと思います 思想的なことは匂わす程度に抑えて娯楽映画に徹しています 健さんが終盤にバイクで大通りを走るシーンで、共産党の演説会のポスターを画面中央に大きめに映り込ませます でもピントは健さんのバイクに合わせてあり、前景のそのポスターは意図的にボカしてあるのです ひさびさに観てのけぞったのは、浜松駅での上り線への分岐点進入シーンです そこが今回は、ものすごい強烈なシーンに感じられました 上りのひかり20号との一瞬に行き違いが強烈な印象を残すプロットで有名なのですが、今回はその手前の分岐点進入のところで手に汗握りました だって制限70のところに120キロで分岐点に突入させるんです! 21世紀の私達は尼崎脱線事故を知っているのですから、それが何を意味しているか、よーく分かっています その100名以上の死者を出したその大事故は制限70のカーブに116キロで進入したことで発生したのです 制限70という劇中の台詞に背筋が凍りつきました ですから、分岐点進入が、続く上りひかり20号との行き違いと同じくらいの連続した緊迫シーンに見えた訳で、ドキドキ感が従来比2倍になったのです 本作が公開当時当たらなかったのは本当に残念です もしこれが当たっていたなら、このような作品が何本も撮られて日本映画のその後の方向性まで変わったかも知れません 少なくとも角川映画の在り方には多大な影響を及ぼしていたはずです 日本の娯楽映画の大作として、これほど面白い映画は他にはあまりないと思います 屈指の名作です ネタバレ! クリックして本文を読む 列車が通常以上の速度になるとATCが作動するという新幹線。 最初に司令室の模様が映し出され、説明されるという親切設計。 爆弾犯人(高倉健)から電話があったとき、国鉄関係者が「またか・・・」と皆つぶやくところが時代を反映しているのか、面白い。 まずは爆弾に信憑性を持たせるため夕張の貨物車を爆破。 そして、司令室の宇津井健と運転士の千葉真一のタッグにて浜松付近の故障車両の危機を乗り越える。 この序盤で手に汗握ってしまう・・・当面は120kmで走行して博多までの8時間のリミット。 夕張の証拠品によって簡単に学生運動あがりの山本圭が容疑者だと判明する。 新幹線内は名古屋駅を素通りしたことでパニック状態。 一方、500万ドルの受け渡しには最初は失敗。 犯人の一人が警察に追われバイクで激突死・・・山本圭も偶然見つかり射撃され重傷。 いちかばちかで健さんが一人受け渡しを実行する。 成功して金を手に入れたため、爆弾を仕掛けた図面を渡す手筈を整えたのに、その置き場所の喫茶店が火事になって焼失・・・そこまでやるか。 写真撮影によって爆弾位置を知り、専門家の推測で取り外そうとするクライマックス。 救援用新幹線で溶接機を渡すなんてのはバカバカしいけどスリル満点。 なんと救援車の運転士は千葉治郎じゃないですか!兄弟で助け合うなんて感動的・・・かな。 そして、停車を決断する司令室の宇津井健。 1500人の命を預かる重責のため異常なまでの発汗。 最近では「テロとは交渉しない」なんて言葉を上が吐くくらいだし、このストーリーの決断はかなりいい出来。 そして、犯人側のドラマチックな部分を見事に描いていることも称賛すべきだと思う。 特に沖縄から集団就職して会社がつぶれ、血液を売ってフラフラになってるところを高倉健に拾われたエピソード。 俺は好きだ。 ラストシーンは70年代の流行だな。 『野性の証明』にもつながるし・・・ 喫茶店の炎上とか、川下りでの受け渡し中に柔道部員・・・これがなければ満点。 あと、ダイナマイトを売った藤尾って男も存在価値がなかった。 「ドクター・ドリトル」 C 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved. 「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」 C 2018 Danger House Holding Co. , LLC. All rights reserved. 「ANNA アナ」 C 2019 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED. 「ハリエット」 C 2019 Focus Features LLC.

次の

新幹線大爆破 : 作品情報

新幹線 大 爆破

複数のVODで配信されていますが、• 無料登録の入力項目が少ない• 無料キャンペーン期間が長い• 作品の充実度• 解約が簡単 という理由から、最もオススメな動画配信サイトは U-NEXTになります! 映画『新幹線大爆破』を今すぐ観たい方にオススメはU-NEXT U-NEXTは無料トライアル期間が31日間設定されており、この期間に解約をすれば料金は一切かかりません。 また、U-NEXTをおすすめする最大の理由として、無料登録時に600ポイントをもらえることが挙げられます。 U-NEXTにラインナップされている作品は• 見放題作品• ポイントレンタル作品 の2パターンが存在します。 映画『新幹線大爆破』はポイントレンタル作品となり、通常は追加料金がかかってしまいますが、 現在実施中の無料登録キャンペーン登録時にもらえる600ポイントを利用すれば、無料で映画『新幹線大爆破』を観ることが出来ます! U-NEXTは映画のみならず、海外ドラマ、韓流ドラマ、国内ドラマ、アニメ、さらには漫画や雑誌も提供されており、31日間は無料で使い放題なので、使い心地を試してみて、あなたのライフスタイルに合えば継続、合わなければ解約しちゃいましょう。 配信状況などはをご確認ください。 スマホで予約• 視聴後、ポストに返却 という簡単3ステップで、家にいながらツタヤの充実した商品ラインナップを楽しめるサービスです。 の説明が少し分かりにくい部分もありますが、 現在30日間の無料キャンペーンを実施しているので、試しに使ってみて自分が想像していたサービスと違う…と感じた場合はキャンペーン期間中に解約をすれば料金は一切かかりません。 この機会に試してみてはいかがでしょうか? 映画『新幹線大爆破』作品紹介 C 東映 映画『新幹線大爆破』作品概要 東京・博多間を走る新幹線に仕掛けられた爆弾をめぐって、犯人と捜査当局の対決を描いたサスペンス映画です。 再編集版はフランスでも異例のヒットを飛ばしたことでも知られています。 高倉健、千葉真一、宇津井健、丹波哲郎、北大路欣也などといった、当時のオールスターが総登場した娯楽大作として製作されました。 脚本は小野竜之助、監督は『ゴルゴ13』(1973)の佐藤純彌、撮影は『怪猫トルコ風呂』の飯村雅彦がそれぞれ担当しています。 犯人の男曰く、109号に仕掛けられた爆弾は、スピードが時速80キロ以下に減速すると自動的に爆発するというものでした。 実行犯は、沖田哲男、大城浩、古賀勝の3人。 爆弾が本物であることを証明すべく、彼らは同型の爆弾を北海道・夕張発の貨物列車にも仕掛けて爆発させ、乗客全員の命と引き換えに、500万ドルの身代金を要求します。 経営していた精密機械工場が倒産し、妻の靖子と息子の賢一に去られた沖田。 工場の従業員で沖田を慕う大城と沖田の旧知である元過激派闘士の古賀。 3人は現状を打破すべく、爆弾を作成して大金強奪を計画したのでした・・・。

次の