そして本編では、前回ラストからの続きで、藤原たちの出現を知って驚愕するかぐやから始まります。 藤原の相手は早坂が担当することになりますが、石上たちと白銀父までは手が回せず、かぐやがどうにかすることになってしまいます。 今日こそは会長に告白をしようと思っていたかぐやは、緊急事態に直面して早くも意気消沈気味です。 一方、かぐや達がデートしているショッピングモール内には、 子安つばめも訪れていました。 「なんで人は告るんですか?」 つばめは手相占いを受けており、占い師に対してそんな疑問をぶつけます。 そして その手相占い師、なんと白銀父でした。 白銀父は黒いフードをかぶり、額に第三の目と「占」という文字を書き込んでおり、いかにも怪しさ満点という格好です。 【子安つばめの恋愛観】 白銀父はつばめの手相を見て、 いい恋愛してこなかったでしょ、あと結構純粋で、ストレスで衝動買いとかしてしまうと出てるよ、と指摘します。 すごい、本物だ…!と感嘆するつばめでしたが… 相談内容用や大量の買い物袋を見れば、誰でもわかることをそれっぽく言っただけでした。 で、と白銀父が本題に入ると同時に、ナレーションが始まります。 なぜ人は告白するのか。 告白とは交際の申し込みであり、いわば恋愛契約。 しかしこの文化は欧米ではほとんど見られず、日本でも大人になるごとに告白をしなくなり、恋人関係への進展はシームレスに行われるようになっていきます。 ナレーションをはさみ、つばめが自分の考えを話し出します。 わざわざ言葉にするからややこしい、好きなら側にいればいいし、嫌いになったら離れればいい。 大事じゃなくなったのに大事なふりを続けたり、飽きて他の人が気になりだしたり…そんなのばっか、とつばめは言います。 人の心は簡単に離れてしまうのに、契約でそれを縛ろうとする。 「好きな人を好きでい続けることが、好きな人に好きでいてもらい続けることが、こんなにも難しいのに。 一体何を誓えるの?」 つばめが白銀父に自分の恋愛観を語っている裏で… 石上とミコ、そして藤原に見つからないよう、白銀を自然に誘導しようとあくせく奮闘するかぐやの姿が描かれます。 【かぐやをかばう白銀】 その通りかもな、とつばめの恋愛観を肯定する白銀父。 人を好きになり恋をして結ばれる…素晴らしいことだと誰もが言うが、それは間違いだ、と白銀父は言います。 恋愛は成就するまでが楽しく、あとはもう堕ちるだけ…それこそが恋愛の正体であり、永遠の愛なんてものも存在しない、と断言する白銀父。 「…だが、真実の愛はあるかもしれない」 白銀父とつばめの会話の裏で、デートを継続中の白銀とかぐやでしたが、藤原に見つかりそうになってしまいます。 とっさに自販機の影にかくれるかぐやでしたが、そこへ藤原が近づいてきて、かぐやは万事休すと感じたのか、あきらめたような顔になります。 しかし、そんなかぐやを白銀が自分の体で覆い隠します。 藤原からは白銀の背中しか見えなかったため、二人の正体がばれることもなく、藤原はそのまま去っていきます。 「今日は、誰にも邪魔されたくない」 至近距離で見つめあいながら、白銀はかぐやにそうささやきます。 【自分から告白するかぐや】 再び白銀父の語りが再開されます。 あるかもわからない真実の愛…それを追い求めて、その過程に好きだとか告白だとかがあったりする、恋愛する理由なんてそんなもんでいいんじゃないか、と白銀父。 頭が悪くなるくらい、人を好きになれるなら、それは幸せなこと。 告白が契約だとしても、上等じゃないか。 縛ったり縛られたり、ビビったり駆け引きしたり、それも楽しいこと。 自分からは告白したことがない、というつばめに対して、白銀父は一度経験してみたらいい、と言います。 計画を立ててジャストタイミングで告白しようとしても、ドキドキして訳が分からなくなったり、今日は言えずじまいで終わるのかと思った時、ぽろっとあふれ出てしまったり…。 白銀父が語り続ける裏で、白銀はかぐやの手を引いて、夕日の見えるテラスへ連れ出します。 かぐやは告白を決意したのか、一瞬きりっと氷かぐやの表情になったかと思えば、すぐ表情が崩れてドキドキしたり… かぐやは戸惑いながらも視線を上げて、白銀を見つめ、その手を握って言います。 「貴方が好き。 私と恋人になって……」 【白銀とかぐやが交際開始!】 かぐやの告白に対し、白銀が口を開け、何か返事をしたようですが… 何と答えたかは読者には明かされず、白銀父の語りが続きます。 「イエスの返事をもらった時、言葉にできない嬉しさとか…恋愛はそこからがスタートだ」 以前の関係の方が良かった、と後悔するかもしれない。 それでも真実の愛を探すなら、スタートを切らなければいけない…。 そして占いが終わって去ろうとするつばめでしたが、白銀父は占い師としてではなくただのオジサンとして、最後にアドバイスを送ります。 「この世界に運命なんてない。 運命の相手なんてのもない。 占いに頼るな」 ええーっと驚くつばめに、真実の愛がほしいなら必要なのは頭脳であり、考え続けることだ、と白銀父は言います。 好きあっているのに、どちらが先に告白するかで1年くらいごちゃごちゃ悩むような奴ら…そういう奴ら…そういう奴らが、世界で最初にそれをつかむんじゃないか、と。 白銀父の語りに合わせて、白銀とかぐやが見つめあいます。 最後は かぐやが飛びついて白銀にキスし、二人の交際が開始されたことがナレーションで語られるのでした。 『かぐや様は告らせたい』最新話【第150話】の感想・考察 かぐや様は告らせたい、というタイトル通り、いかに相手に告白をさせるかというのがこの物語の肝でしたが… ついにかぐやが自分から告白をしましたね! 天才たちの恋愛頭脳戦、という副題に関しても、途中から作者自身が「天才?」と疑問を投げかけるような展開が頻出していましたが、それに関しても今回の白銀父による語りでフォローされていたように思います。 「頭悪くなるくらい人を好きになれるのは幸せなことだよ」と。 どちらが告白するのか、という一つのテーマが終了し、 ここから先は二人の交際が始まって いく新しい展開が始まっていきそうですね! 石上に告白されたつばめ先輩や、負傷中のミコ、それに藤原とキスしたらしい早坂など…他のキャラクターたちの関係も色々と進展していきそうで、今後の展開も楽しみですね。 U-NEXTでは 31日間の無料体験サービスを提供していて、登録後すぐに 600円分のポイントが貰えます。 600円分のポイントを使えば『かぐや様は告らせたい』を今すぐ無料で読むことができるというわけですね。 また、 U-NEXTの無料体験はいつ解約しても解約金は無しなので、是非お試しアレ。
次のそして本編では、前回ラストからの続きで、藤原たちの出現を知って驚愕するかぐやから始まります。 藤原の相手は早坂が担当することになりますが、石上たちと白銀父までは手が回せず、かぐやがどうにかすることになってしまいます。 今日こそは会長に告白をしようと思っていたかぐやは、緊急事態に直面して早くも意気消沈気味です。 一方、かぐや達がデートしているショッピングモール内には、 子安つばめも訪れていました。 「なんで人は告るんですか?」 つばめは手相占いを受けており、占い師に対してそんな疑問をぶつけます。 そして その手相占い師、なんと白銀父でした。 白銀父は黒いフードをかぶり、額に第三の目と「占」という文字を書き込んでおり、いかにも怪しさ満点という格好です。 【子安つばめの恋愛観】 白銀父はつばめの手相を見て、 いい恋愛してこなかったでしょ、あと結構純粋で、ストレスで衝動買いとかしてしまうと出てるよ、と指摘します。 すごい、本物だ…!と感嘆するつばめでしたが… 相談内容用や大量の買い物袋を見れば、誰でもわかることをそれっぽく言っただけでした。 で、と白銀父が本題に入ると同時に、ナレーションが始まります。 なぜ人は告白するのか。 告白とは交際の申し込みであり、いわば恋愛契約。 しかしこの文化は欧米ではほとんど見られず、日本でも大人になるごとに告白をしなくなり、恋人関係への進展はシームレスに行われるようになっていきます。 ナレーションをはさみ、つばめが自分の考えを話し出します。 わざわざ言葉にするからややこしい、好きなら側にいればいいし、嫌いになったら離れればいい。 大事じゃなくなったのに大事なふりを続けたり、飽きて他の人が気になりだしたり…そんなのばっか、とつばめは言います。 人の心は簡単に離れてしまうのに、契約でそれを縛ろうとする。 「好きな人を好きでい続けることが、好きな人に好きでいてもらい続けることが、こんなにも難しいのに。 一体何を誓えるの?」 つばめが白銀父に自分の恋愛観を語っている裏で… 石上とミコ、そして藤原に見つからないよう、白銀を自然に誘導しようとあくせく奮闘するかぐやの姿が描かれます。 【かぐやをかばう白銀】 その通りかもな、とつばめの恋愛観を肯定する白銀父。 人を好きになり恋をして結ばれる…素晴らしいことだと誰もが言うが、それは間違いだ、と白銀父は言います。 恋愛は成就するまでが楽しく、あとはもう堕ちるだけ…それこそが恋愛の正体であり、永遠の愛なんてものも存在しない、と断言する白銀父。 「…だが、真実の愛はあるかもしれない」 白銀父とつばめの会話の裏で、デートを継続中の白銀とかぐやでしたが、藤原に見つかりそうになってしまいます。 とっさに自販機の影にかくれるかぐやでしたが、そこへ藤原が近づいてきて、かぐやは万事休すと感じたのか、あきらめたような顔になります。 しかし、そんなかぐやを白銀が自分の体で覆い隠します。 藤原からは白銀の背中しか見えなかったため、二人の正体がばれることもなく、藤原はそのまま去っていきます。 「今日は、誰にも邪魔されたくない」 至近距離で見つめあいながら、白銀はかぐやにそうささやきます。 【自分から告白するかぐや】 再び白銀父の語りが再開されます。 あるかもわからない真実の愛…それを追い求めて、その過程に好きだとか告白だとかがあったりする、恋愛する理由なんてそんなもんでいいんじゃないか、と白銀父。 頭が悪くなるくらい、人を好きになれるなら、それは幸せなこと。 告白が契約だとしても、上等じゃないか。 縛ったり縛られたり、ビビったり駆け引きしたり、それも楽しいこと。 自分からは告白したことがない、というつばめに対して、白銀父は一度経験してみたらいい、と言います。 計画を立ててジャストタイミングで告白しようとしても、ドキドキして訳が分からなくなったり、今日は言えずじまいで終わるのかと思った時、ぽろっとあふれ出てしまったり…。 白銀父が語り続ける裏で、白銀はかぐやの手を引いて、夕日の見えるテラスへ連れ出します。 かぐやは告白を決意したのか、一瞬きりっと氷かぐやの表情になったかと思えば、すぐ表情が崩れてドキドキしたり… かぐやは戸惑いながらも視線を上げて、白銀を見つめ、その手を握って言います。 「貴方が好き。 私と恋人になって……」 【白銀とかぐやが交際開始!】 かぐやの告白に対し、白銀が口を開け、何か返事をしたようですが… 何と答えたかは読者には明かされず、白銀父の語りが続きます。 「イエスの返事をもらった時、言葉にできない嬉しさとか…恋愛はそこからがスタートだ」 以前の関係の方が良かった、と後悔するかもしれない。 それでも真実の愛を探すなら、スタートを切らなければいけない…。 そして占いが終わって去ろうとするつばめでしたが、白銀父は占い師としてではなくただのオジサンとして、最後にアドバイスを送ります。 「この世界に運命なんてない。 運命の相手なんてのもない。 占いに頼るな」 ええーっと驚くつばめに、真実の愛がほしいなら必要なのは頭脳であり、考え続けることだ、と白銀父は言います。 好きあっているのに、どちらが先に告白するかで1年くらいごちゃごちゃ悩むような奴ら…そういう奴ら…そういう奴らが、世界で最初にそれをつかむんじゃないか、と。 白銀父の語りに合わせて、白銀とかぐやが見つめあいます。 最後は かぐやが飛びついて白銀にキスし、二人の交際が開始されたことがナレーションで語られるのでした。 『かぐや様は告らせたい』最新話【第150話】の感想・考察 かぐや様は告らせたい、というタイトル通り、いかに相手に告白をさせるかというのがこの物語の肝でしたが… ついにかぐやが自分から告白をしましたね! 天才たちの恋愛頭脳戦、という副題に関しても、途中から作者自身が「天才?」と疑問を投げかけるような展開が頻出していましたが、それに関しても今回の白銀父による語りでフォローされていたように思います。 「頭悪くなるくらい人を好きになれるのは幸せなことだよ」と。 どちらが告白するのか、という一つのテーマが終了し、 ここから先は二人の交際が始まって いく新しい展開が始まっていきそうですね! 石上に告白されたつばめ先輩や、負傷中のミコ、それに藤原とキスしたらしい早坂など…他のキャラクターたちの関係も色々と進展していきそうで、今後の展開も楽しみですね。 U-NEXTでは 31日間の無料体験サービスを提供していて、登録後すぐに 600円分のポイントが貰えます。 600円分のポイントを使えば『かぐや様は告らせたい』を今すぐ無料で読むことができるというわけですね。 また、 U-NEXTの無料体験はいつ解約しても解約金は無しなので、是非お試しアレ。
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