白黒 無常 東風 遥。 白黒無常

第五人格|白黒無常

白黒 無常 東風 遥

謝必安と笵無咎は幼い頃から深い絆を結んでおり、二人はまさに兄弟のようだった。 ある日、二人が南台橋を歩いていると、空に雲がかかり、今にも雨が降り出しそうになっていた。 謝必安は笵無咎に橋の下で雨宿りをするよう言い残し、自分は傘を取りに一旦家へ戻ることにした。 しかし謝必安がその場を離れた途端、大雨が降りかかり、川の水面が瞬く間に上昇していく。 笵無咎は約束を破りたくない一心で、橋の下を離れようとしなかった。 その後、傘を持った謝必安が戻ってきても、笵無咎の姿はどこにもなく、河は既に橋ごと呑み込んでいた。 謝必安は心を酷く痛め、晴れの日も雨の日も、白い服を着てはその時の黒傘を持つようになり、狂った彼は南台橋で首を吊り、命の終焉を迎えた。 2人の絆を見届けたあの黒傘はその後、どこかの商人に買い取られ、行方が分からなくなったという。 しかしあの二人の魂は既に傘に宿っており、永遠に離れることはないだろう。 形態変化• 諸行無常 スキルを使用するとその場に鎮魂傘を投げ、双魂形態を切り替える。 スキルボタンを長押しして力を溜め、前方の一定距離の地点に鎮魂傘を投げ、 双魂形態を切り替えると同時に鎮魂傘の位置に瞬間移動する。 長く力を溜めるほど、投げる距離は遠くなる。 無住涅槃 指定された位置に向かって鎮魂傘を投げると、鎮魂傘が目標点に5秒滞在し、傘が覆う領域の周囲にいるサバイバーの輪郭を表示する。 同時にその移動速度と板・窓の操作速度を少し低下し、その他の操作速度を大幅に下げる。 サバイバーが領域から離れても、その輪郭は5秒の間表示される。 傘の滞在期間中、白黒無常はその場所に瞬間移動して双魂形態を切り替える、 または傘を取り戻し、スキルのクールタイムの大半を返却させることができる。 傘が無い状態にあると、白黒無常の移動速度および窓を乗り越える速度がアップする。 ただし、攻撃や他の操作はできなくなる。 5秒後、傘は自動的に白黒無常の手に戻ってくる。 吸魂揺魄 謝必安(白)は魂を散らして身軽にし、吸魂状態になる。 5秒間は操作ができないが、移動速度が大幅に上昇し、付近のサバイバーに継続的な吸魂を施す。 吸魂が完了するとサバイバーは失魂状態になる。 失魂: 目眩が起き、更に窓・板の操作や暗号機の解読、救出などの操作が行えなくなる。 笵無咎(黒)は洗魂の鈴を揺らして揺魄を施す。 鈴の音の範囲内にいるサバイバーは精神を安定させて調整判定をしなければならず、 調整に失敗すると精神が不安定になって心震状態になる。 効果は60秒間持続する。 心震状態の時さらに調整に失敗すると落魄状態になる。 落魄: 移動時の方向感覚が逆になる。 イベント• 蓬门为君开,伞下魂,迎君来。 ヨモギの門は君のために開き、傘の下の魂があなたを迎えに来る。 知らず今夕いずれの時節ぞ。 春去り夏来たりて風光絶なり 2019・演繹の星演説• 実力を気にする事はありません。 地獄の沙汰は水の中。 2020・バレンタインデー公式Twitterリプライ• せめて君は、公正に扱われますように。 中国版:希望至少你,可以得到公正对待。 英語版:I hope at least you will get fair treatment. 2020・演繹の星演説• しとしとと雨粒が零れ落ち、過ぎし日の友人のことを思い出した。 中国版:渐渐沥沥的雨滴掉落下来,我想起我往日的朋友。 英語版:The rain comes splattering down. I miss my friends from the past. 2020・演繹の星演説• 私の居場所を探そうとするな。 私の魂はすでに遠い彼方にある。 中国版:不要去寻我在哪里,我的灵魂已经寄向了远方。 英語版:Don't try to find me, for my soul has drifted afar. 2020・演繹の星演説 通常• 私達は祀られるような崇高な神などではないよ。 それでも祈ってくれるなら、どうか范無咎の無垢なる気持ちに、 安らぎの祈祷を捧げてあげて欲しい。 そうしてくれたなら、私も貴方へ祈りを捧げ返します。 公式Twitterより• もし私の事であるならば、 その言葉で形容するのは止めて欲しい。 公式Twitterより• いえ、別に何もする気はありませんよ。 そんな酷い場所ではないよ。 少々、浮ついている方が人は馴染むと言うもの。 イラストの無常中華街について入ったら最後帰れなそうという感想に対して 公式Twitterより• 黑無常 通常• 人の座り方に好きとかあるのか? まあ、こっちは自由に座ってるんだ。 公式Twitterより• いちいち人の傷を心に掬っていたら、 あんた身が持たないだろ? まあ…こっちはこれでも上手くやっている。 公式Twitterより• インチキは余計だインチキは、 こっちは清廉潔白が信条だったんだぞ。 まあ、素敵と褒めてくれるのはありがたいがな。 おい女、生半可な覚悟でここには来るな。 どうしてもと言うなら、昼間だけだ。 夜は宜しくあんた一人で歩けるような場所じゃない。 踏み込んだが最後…俺も容赦はしない。 イラストの無常中華街を案内してもらいたいと言われて 公式Twitterより その他• 日記より 復讐者のゲームの日記において、庭に白黒無常の傘が置いてある。 吸魂 白無常の吸魂揺魄の幻覚で黒無常の姿が見えることがある。 君の心は真摯で忠実な感情を欲している。 しかし、少し情緒不安定なのが今の難題だ。 公式サイトより 謝必安と笵無咎は傘に魂を宿している。 1つの体に2つの魂が存在し、陰と陽を補いながら補い合いながら生きているが、二人が顔を合わせることは永遠に無い。 諸行無常、その姿を目にした者は魂を失うと言われている。 お名前:• 背景推理にある謝罪文は実際に提出したとすると時系列がおかしくなってしまうので書きかけと思われる。 衙役というのは昔の中国の役人の使いっ走りのような職業で、あまり身分が高くないので一度権力者に目をつけられるとどうにもならなかったそう。 鬼使いというのは陰陽師の系統ではなく、中国ではいわゆる幽霊 魂 のことを鬼と呼ぶため死後妖怪のような存在になり、お互いの魂を操ることができるようになったためだろう。 -- 小ネタから移動 2019-09-06 金 12:20:55• 謝必安 白無常 と笵無咎 黒無常 は幼い頃から兄弟のように仲が良かった。 成長した二人は衙役となるが、ある時地方大員に息子が酒場で傷つけられたと告発される。 二人はお互いを庇おうとしたため埒があかず時間が過ぎるばかりで、二人は事件の犯人を見つけるに急かされる。 そんな中、謝必安は真犯人を見つけるが、事件は二人のどちらかが犯人にならざるならざるおえないことを知ってしまう。 謝必安は雨の降りそうなある日、事件の解決策を相談する名目で笵無咎をを南台橋に誘い、笵無咎に橋の下で雨宿りをするよう言い残し、自分は傘を取りに一旦家へ戻ることにした。 しかし謝必安がその場を離れた途端雨が強くなり、川の水位が上がったが笵無咎は約束を破りたくない一心で、橋の下を離れようとせず、そのまま橋ごとのみ込まれてしまった。 その後、傘を持った謝必安が戻ってきても、笵無咎の姿はどこにもなく、事件の犯人は笵無咎で解決ということになった。 謝必安は晴れの日も雨の日も、白い服を着てはその時の黒傘を持つようになり、やがて南台橋で首を吊り命の終焉を迎えたが、二人の魂は傘に宿っており、永遠に離れることはない。 -- 移動済 2019-09-10 火 23:31:55 最新の10件を表示しています。

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白黒無常

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森近くの白茶けた平原に、一行は天幕を設営していた。 細かな装飾が施された旗がひらめき、配下らしき兵達が周囲を警戒している。 謝将軍は范将軍に手当てを受けるよう言い聞かせた後、私に再度視線を寄越した。 彼について行き幕の裏手に周る。 周囲に人がいないことを謝将軍が確認したのを見て、私は切り出す。 鉛色の空の下、純白の装束がどこか浮き出て見えた。 「……どこまで理解しましたか」 「さあ。 貴方が別の私で、荘園と呼ばれる場所から来て、それから……范無咎が……このままでは危ういということくらいですか」 先程の記憶の奔流で見た、"彼"と自らの死の場面。 それを思い出したのだろう、腕を組み苦々しい顔をしながら謝将軍は話す。 不本意ではあるにしろ、互いの状況は共有できているらしい。 私達の死の運命について。 そして、その運命から范無咎を守る方法も。 運命を変えるために必要なこと。 それは全ての世界の"私"を消し去ること。 「それだけ分かっていれば十分です。 では、自分が何をすべきなのかもわかるはずだ」 「わかります。 ですが……」 謝将軍はそこで言葉を切り、その切れ長の目できっと私を睨んだ。 そこには忘れ去られる悲しみも、"彼"と自らの死を追体験した動揺もない。 なぜ、この状況でそんな顔ができる? 「私は今すぐ消えるつもりはありません。 そして、あの夢の通りになるつもりもない」 「夢」とは先程見た未来の記憶のことだろう。 どういう意味かと私が問う前に、謝将軍は言葉を続ける。 「……先刻の夢の中では私達は次々と敵の襲撃を受け、その結果追い詰められていました。 しかし今はどうです?」 「状況が変わっていると……そう、言いたいんですか」 近寄りがたいほどに黒く艶やかな髪をかき上げながら、謝将軍は周囲を見やる。 確かに私も、今の状況に違和感を覚えてはいた。 先ほど見た未来の記憶と、今現在の状況。 それが異なっているのだ。 「そう、私は既に進路を変えています。 あの夢とは全く違う方へ。 今何事もないのはそのためでしょう」 謝将軍は探るような視線を私へと向ける。 あの状態から、よくもそこまで考え決断できたものだ。 「……随分と落ち着いたんですね」 「乱心している場合でもなさそうですから」 私の言葉を受け流しながら、謝将軍は目を伏せ自嘲気味に笑った。 しかしその表情は、ほんの一瞬で真剣へと変わってゆく。 「このまま私があの夢と行動を変えていけば、結果はより変わってゆくはず。 そうすれば范無咎も守れます」 迷いのない、強い意志を宿す金の瞳。 それが今は、私を苛立たせて仕方がない。 まとわりつく風が、雨の匂いを感じさせた。 「……仮にここを脱しても、帰る場所がなければ同じことです」 「いざとなれば突厥なり契丹なり、どこへでも逃げてやりますよ。 癪ではありますが」 「それでも、"彼"を助けられるとは限らない。 違う形で……失うだけかもしれません」 その言葉に、初めて謝将軍の顔がこわばった。 私にはわかってしまう、その色は恐怖だと。 それでも、謝将軍は引こうとはしなかった。 「……もし范無咎が危うくなるような事があれば、私の魂は好きにすればいい。 しかし、それは避けることができるかもしれない。 それに、危うくなれば好きにすればいいと言っています」 「それでも……もし何かあったら」 短く、それでいて重い沈黙が落ちる。 静かな声が、それを破った。 「その時は……覚悟の上です」 「貴方の覚悟など聞いていない! 貴方さえ大人しく消えれば"彼"は確実に……!」 私が苛立ちを露にすると、謝将軍が抑えながらも声を荒らげた。 「無咎を守れないと決めつけられて今すぐ消えるなど、私は納得がいきません! それに貴方とて、心から望んで消えたい訳でもないでしょう!」 核心を突く言葉に押され、ぐ、と拳に力が入る。 視線が中空で絡み合った。 謝将軍は息をつき、確信を持った調子で私に問う。 「范無咎と二人共に在る道があるのならば、それが最善。 違いますか?」 卑怯な言い方だと思う。 ただ一方で、私の心にかすかな期待が芽生えたのも確かだった。 「呪い」が解けるようなことがあれば、私達の世界は変わるとハスターは言った。 ではもしもこの世界の"謝必安"を消すことなく、"范無咎"を守り「例外」を作り出すことができるのなら?それは「呪い」が完全でなくなるということだ。 それを、現実にできるのなら? ほんの少し前、穏やかに沈んだはずの心が再び震え出す。 この世界の"彼"を危険に晒すことになってしまう。 期待と、恐怖。 その両方に襲われて思わず眼をつむる。 私の、無咎のあの背中で。 「……わかり、ました。 ですが……少しでも危険だと判断したら、その時は」 「わかっています」 謝将軍がわずかに安堵の息をつく。 こうなったら、その望みに賭けてみるしかない。 この世界の"彼"を守る。 傘と入れ替わりになった黒い剣を強く握った。 半ば無理矢理に思考を切り替え、私は謝将軍に忠告する。 「……言っておきますが、私はこの通り貴方に関する物以外には触れることもできません。 もしもの時のために、貴方から離れるわけにもいかない。 手助けはできませんよ」 「まるで幽霊ですね。 別に貴方に期待はしませんが……それならそれで、頼みたいことはあります」 謝将軍は片手を顎に当て思案すると、何かを企むように口端を上げた。 [newpage] 「おい、謝必安! こんな所にいたのか。 姿が見えないから心配したぞ」 探していたのだろう、声をあげつつ幕の裏から范将軍が姿を見せた。 「……誰かいたのか?」 「いいえ、私一人ですよ」 やはりこの世界で私の姿が見えるのは"謝必安"だけらしい。 不思議そうに辺りを見回す范将軍を、謝将軍がごまかす。 会話までは聞かれていなかったようで何よりだ。 最もその場合、謝将軍の独り言ということになってしまうだろうが。 改めて"彼"を見る。 黒い装束の上からでもわかる、武人らしく鍛えられた体つき。 浅黒い肌、透けるような白い髪、額の紅い花鈿。 私の知る范無咎とはまるで違う"彼"。 そのはずなのに。 懐かしくて、苦しくて、目を奪われてしまう。 思わず名を呼びそうになる衝動に、口元を抑えた。 謝将軍が咎めるように范将軍を呼ぶ。 「それより范無咎。 貴方に言いたいことがあります」 「……何だ」 説教されると予想したのか、范将軍は少し憮然とした表情になった。 所々赤黒く染まった装束と髪は気にした風もない。 「今後貴方には、前線に出ることを禁じます。 さっきのように自ら敵を引き付けるなどもってのほか」 謝将軍の言葉に、范将軍は何か言いたげに口を動かす。 しかしすぐに反論することはなく、黙って腕を組み謝将軍を見つめるに留まった。 「必ず、私の傍を離れないように。 これは命令です」 「……俺とて、できることならそうしたい。 だが俺はお前の副官で、俺達が立つのは戦場だ。 必要があれば、何だってする」 むっとした表情で反論する范将軍。 世界が変わっても、"彼"の頑固さは変わらないらしい。 そして、"彼"の言う事はきっと正しい。 似ている、と思う。 しかし、"彼"は私の無咎ではない。 謝将軍が、声を抑えるように唇を噛む。 「それは私を守るため、ですか? 身を危険に晒すのも、貴方が未だに副官の座に甘んじているのも」 「……俺の意志で、俺の為にやっていることだ」 ぶっきらぼうに答える、その言葉の意味は肯定。 "彼"の純粋な意志が、今ばかりは残酷だった。 「謝必安。 不覚をとったことは、すまないと思っている。 だが俺は、そんなに頼りないか?」 「……ええ。 貴方のような無謀な将を、野放しにするわけにはいきません」 悲しげに問いかける声と、それに答えるどこか上ずった声。 「無謀でいるつもりはない。 ただ、優先すべき事を考えているだけだ」 「それが無謀だと言うんです。 貴方はいつもそうやって……それで、何かあったら……」 「俺の命がいつ尽きるか、それは天のみぞ知ることだ。 後悔はしない」 謝将軍は黙ったままだった。 ただその手が拳の形を作り、ほんの僅か震えた気がした。 「あの夜、話し合い誓っただろう。 気が付くと、謝将軍が范将軍の頬を平手で打っていた。 「あ……」 范将軍から顔を背けた謝将軍の唇が僅かに動く。 "彼"には見えていないだろうが、私にはわかった。 「謝必安……?」 赤く染まった片頬に手を当てることもせず、范将軍が心配そうに問いかけた。 謝将軍が伏せていた顔を上げる。 そうして諭すように、意外なほど穏やかな声で告げた。 「范無咎、一つ言っておきます。 自分でも少し意外なんですが……もし貴方を失ったら、その後私が長生きできるなどとは思わないでください」 「どういう意味だ、謝必安。 さっきから……何があった?」 「何でもありませんよ、例えばの話です」 気遣わしげな范将軍の表情を打ち消すように、にこりと謝将軍が笑みを見せる。 それを見た途端、范将軍が何かに気付いたように眉根を上げた。 そして、謝将軍に近づき鎧の下からその肩を掴む。 お前が命令だと言うなら、どんな事でも従おう。 言い過ぎたのなら謝る。 だがどうか俺の前では、自らを繕わないでくれ」 「無咎……」 「お前の、痛みを堪えて笑っているような……そういう顔はわかる。 それを見るのは、辛い。 もし俺のせいだと言うなら……」 「いいえ、貴方は……」 懇願するような、しかしどこまでも真っ直ぐな視線に射貫かれて謝将軍の声が揺らぐ。 ふっとその体から力が抜けたのがわかった。 切なげに瞳を揺らして、謝将軍が微笑む。 「范無咎、許してくれますか。 私が、これからする選択を」 「今更だな。 お前の決めたことなら、無間地獄の果てまでも付き合おう」 目を細めて、木漏れ日のような穏やかさで范将軍が笑う。 不意に、肩を掴まれていた謝将軍が身を投げ出すように范将軍の首と背に手を回した。 そのまま、目を閉じて引き寄せる。 「謝必安……?」 「なんでもありません。 強いて言えば少し寒かったので」 「寒い? 何か病かじゃないだろうな。 熱は……?」 言いながら、范将軍が謝将軍に額を近づける。 二つの紅い花鈿が重なった。 違いますよと、謝将軍がくすくすと笑う。 「……貴方は、あたたかい。 どうか……このままで」 金糸の刺繍が施された装束と、同じ色の鎧が曇り空からの光を反射して淡く輝く。 一陣の風が吹いて、二色の髪を揺らして見せた。 「あっ」 と、謝将軍が目を見開きはっと息を飲んだ。 次いで、罰が悪そうに頬を染めごほんと咳払いをする。 恨めし気な視線が私に突き刺さった。 急にあたふたとしだした謝将軍に、范将軍が不思議そうな顔をする。 我に返った私は、謝将軍の意図を理解した。 これは「私から離れろ」である。 おそらく途中から、完全に私の存在を失念していたのだろう。 私も私で、つい無咎に似た"彼"に見入ってしまっていた。 別に他意などなかったのだが、とにかくここは離れた方が良さそうだ。 私は二人に背を向け、そっとその場を後にした。 [newpage] しばらく歩き続けて、私は自分が行く宛もなく幕周辺をふらふらと彷徨っていることに気が付いた。 遠くの方に、彼らの配下らしき兵が何人かいるのが見える。 当然、私の存在に気付く人間はいない。 謝将軍達からあまり離れるわけにもいかず、ただ一人立ち尽くした。 左肩の痛みを無視して衣嚢に手を入れると、かちゃりという音が応える。 脳裏によぎるのは、身を寄せ合う謝将軍と范将軍の姿。 傘の代わりに、私達の名が書かれた札を取り出す。 名を見て、そして胸の前でぎゅっと握り締めた。 自問してから、わかりきった理由に笑みが零れた。 それは、私が。 会いたい。 今すぐに、無咎に触れたい。 この願いを、何度繰り返したかわからない。 そして今回も、叶うことはない。 視界の端、森の方向に気になるものが映った。 試合の時のように、遠くからじっと観察する。 そうだ。 今の私には、やるべきことがある。 私は「それ」に向かって、ゆっくりと歩き出した。 [newpage] その後。 謝将軍が范将軍を含む配下を集め、説明を行った。 内容は「さる筋から情報が入り、この先すぐ近くに敵が待ち伏せていることがわかった」ということ。 そして、「それを利用し、逆に奇襲を仕掛ける」ということ。 兵達はざわめいていたが、さすがは謝将軍だとすぐに納得した様子を見せた。 范将軍は厳しい目つきでそれを見回しながら、謝将軍の横に控えている。 時折謝将軍を伺うような様子を見せるのは、やはりまだ彼を案じているのだろう。 謝将軍が物影に入った機を逃さず、私は尋ねる。 「あえて戦おうとするのは何故です? "彼"を守ることを優先するなら、退却に徹するべきでは」 「士気の問題もありますが……。 既に我々が最初の襲撃を受けてから時間が経ちすぎた。 今から退却しても、追撃を受ける危険があります」 ちらりと私を横目で見ながら、小声で謝将軍は続けた。 「視界の悪い雨の中武器を振るえば、同士討ちの可能性も高くなる。 それなら情報を活かし、逆に早くこちらから仕掛けるべきです」 雨。 その言葉にぎくりとする。 そうだ。 私が"私"と会ったことで、天気までもが変わったとは思えない。 ということは、やはり近いうちに雨は降るのだろう。 「雨が降る前に、決着をつけます。 安全を確保した後城へ帰還。 城も危険だと見れば兵を捨て、無咎を連れて……どこへでも」 張り詰めた心が、伝わってくる。 冷静を装ってはいるが、内心は必死なのだろう。 その事は、素直に強いと思えた。 思考に沈む私に、謝将軍が尋ねる。 「ところで例の件は?」 「……ああ、それなら。 もう、かかる頃合ですよ」 [newpage] 「おい、急げ!早く飛ばすんだ」 「待て、今取り付けて……よし!」 幕から離れた場所、森の奥に三人の兵士がいた。 見張り役らしき者が急かす中、何かが動く音がする。 そこからばさばさと音を立て、小さな影が飛び立った。 安堵の息をつきながら兵達が上を見上げた瞬間。 ぱしゅん! 風を切る音が辺りに響いた。 同時に、飛び立った影が墜落していく。 呆然とする兵達の前に、黒い輪郭が現れた。 「内通か……やってくれる」 構えた弓を下ろしながら、范将軍が鬼気迫る表情で男達を睨みつける。 その足元には、哀れな灰色の鳥が落ちていた。 「な……いつの間に……!」 慌てて反対方向へ逃げようとする三人の目の前に、今度は白い輪郭が現れた。 「どこへ行く気です?」 その端正な笑みに、男達はひっと息をのんだ。 「く、くそっ……!」 内通者達は刀を抜き、謝将軍に襲い掛かろうとする。 先頭の一人が躍りかかった。 だが謝将軍はその大振りの動きを完全に読み、一刀の後に伏す。 続く二人目の刃。 蝶のようにひらりと躱すと、一気に距離を詰め喉を切り裂いた。 赤いしぶきが舞う。 「ひいっ」 残る三人目が、足をもつれさせながら森の奥へ逃れようとする。 しかし。 「逃げるな」 背後から音もなく近づいていた范将軍が、その背中を貫いた。 刀を抜き、倒れた兵達を無感動に見下ろすと范将軍は口を尖らせる。 「……役どころが逆じゃないのか?」 「いいじゃないですか、たまにはこういうのも」 范将軍は尚も不満そうに、呟くように言った。 「……髪が」 「髪?」 謝将軍の結われた黒髪に、范将軍が軽く指先で触れる。 数本の黒が、ふわりと落ちた。 さっき刃を避けた時に切れたのだろう。 「ああ、あの程度相手にしては不覚でしたね。 でもまさか貴方、そんなことを気にしていたんですか?」 「気にする」 当然だとでも言いたげな返事に、謝将軍はやれやれとため息をついた。 「まったく、少しは自分の事にも頓着して下さい」 「……努力はしているぞ」 そう話しながら幕の方へと戻る二人の背中に、私は着いて行く。 謝将軍はさりげなく范将軍を先に行かせ、低い声で私に耳打ちした。 「やるじゃないですか。 この機に内通者を始末できたのは大きい」 「未来の記憶」の中で続け様に奇襲を受けていたことから、謝将軍は自軍の中に内通者がいると予想していた。 私が依頼されたのはその人物の特定。 怪しい人物が私の目に止まり、雇い主についても目の前で喋ってくれていたのは幸運だった。 この世界で鳥を使った通信が行われている事は知らなかったが、荘園に梟使いがいたため内通先に飛ばすのではという発想に思い至ることができたのだ。 「こそこそしている人間を探す事には慣れていますので」 褒められた所で嬉しくもないが、"彼"を助ける力になれるのならそれでいい。 「……必安?」 「今行きます」 振り返った范将軍が、謝将軍の声を聞いてふっと薄い唇をほころばせる。 似ているようで、やはり違う。 "彼"は私の無咎ではない。 最初に"彼"を見た時に感じていた胸の痛みが、今は少し和らいでいる気がした。 「無咎」 謝将軍が、范将軍の元へと歩み寄る。 二つの背が並んで見えた。 「暖かくなったら、一緒に梅の花を見に行きましょう。 数瞬の沈黙の後、照れたような低い声が響いた。 「俺も、帰ったらその話をしようとしていた」 [newpage] あれから謝将軍は待ち伏せられていることを利用し、引っかかったふりをして逆に奇襲を仕掛けた。 見た限り、おそらく敵は総崩れだ。 そして、驚くほど早く鎮圧に成功した。 山の上、空を濃灰色の雲が流れている。 雨は、まだ降っていない。 時折仕留め損ねた敵兵を始末しながら、また入念にとどめを刺すよう指示しながら。 謝将軍と范将軍は今しがたまで戦場だった地を見回していた。 私も、離れないようにその背を追っていく。 短い草が生えた、褐色の坂を登ったその時。 視線の先に現れた物を見て、私は思わず立ち止まった。 そこには両側が険しい崖になった、谷があった。 谷底はここからはよく見えないが、薄茶色の崖に時折しぶきが跳ねている。 耳をすませばどうどうと水が流れる音がした。 「落ち着いて。 ただの橋です」 いつの間にか近づいていた謝将軍が、静かに囁いた。 「……私の心配などしている場合ですか」 「早まった貴方に、後ろから刺されては困りますから」 冗談とも本気ともつかないその言い方。 やはりこの"謝必安"と話していると、どうにも苛々してしまう。 気が付けば、いつの間にか辺りは一段と暗くなっていた。 そして。 反射的に身を固くする私に、再び声がかけられる。 「……大丈夫、敵は全て鎮圧しました。 無咎も私の傍にいる」 確かにその通りだった。 ここにいるのは味方の兵と、私達だけだ。 所々に倒れている敵兵は、全て絶命しており動く気配はない。 味方の兵が周囲を守り固め、怪しい動きをしている人物もいない。 雨が降っているということ以外、最初に見た未来の記憶とは似ても似つかない状況。 范将軍の方を見る。 説得が効いたのか、それとも"彼"自身何らかの異変を感じているのか。 辺りを鋭い眼光で見渡しながら、謝将軍の近くを離れようとはしない。 もちろん、大きな怪我などもしていない。 "彼"が無事であること、その事が純粋に嬉しかった。 ぞくりとした感覚が、再び私を襲った。 背後に顔を向ける。 やはり何もない。 空気の色が変わったような気がした。 まただ。 この、誰かに見られているような感じは。 見ると、さっきまで話していた謝将軍が地に膝を着き蹲っていた。 范将軍が、弾かれたように駆け寄る。 「謝必安、おい、どうした!? しっかりしろ!」 「っ……からだ、が……ぅ………」 立つ力を失った謝将軍は、地面に片手を付き震えていた。 声もうまく出せないらしく、喉元に手を当てている。 そんな。 今まで、何ともなかったのに。 しかし、周囲の兵達がその声に応えることはなかった。 彼らは范将軍ではなく、一様に虚空を見つめていた。 全員が、怯えたように何事か口々に喚く。 逃げなければ、と誰かが言った。 そしてあろうことか武器さえ手放し、わらわらと駆けてゆく。 「おっ……おい!? お前達、何をしている!!」 蜘蛛の子を散らしたように、その場から離れてゆく兵達。 その背中に范将軍が怒鳴る。 しかし誰一人、その声に答える者がいない。 私は辺りを見回す。 しかしやはり原因がわからない。 謝将軍と目があった気がした。 その体が少しだけ揺らぐ。 「うじん……?」 問いかける謝将軍の声に、"彼"は答えない。 雨霧に強い風が吹いて、世界を揺らす。 するりと、謝将軍に回されたその腕が白い髪と共に離れてゆく。 「え……?」 目の前で棒立ちになる范将軍を、謝将軍が見上げる。 "彼"は答えない。 そして。 "彼"はゆっくりと歩き出した。 ふらふらと。 ぱしゃり、ぱしゃり。 音を立てながら。 まるで何かに取り憑かれているように。 歩いていた。 「うじん……どこ、へ……!」 謝将軍が甲高い声をあげる。 "彼"は答えない。 ぱしゃり、ぱしゃり。 私はただ、身動きすることもできず見ていた。 からんと、音がする。 いつの間にか、手にした黒い剣を落としていた。 降り出した雨の中。 橋に向かって歩いて行くその背中。 それは。 橋の下で待っていてくださいね。 「無咎! 范無咎!! 行ってはだめです! 待って! 止まって!!」 力の限り名を呼ぶ。 「お願いです! 聞いて! 行かないで無咎!! どうか……!」 前へ進む。 手を伸ばす。 触れられない。 「無咎! 待って! そっちはだめです!!……いやだ……いや……!」 ぱしゃり、ぱしゃり。 無咎は、私の声には答えない。 追いすがる。 名を叫ぶ。 何の反応もなく、すぐに追い抜かされる。 ぶつぶつと、呟く声が聞こえる。 「すまない……謝必安……すまない……許してくれ……」 ぱしゃり、ぱしゃり。 降りしきる雨の中。 謝罪を繰り返しながら。 彼はただ、歩き続ける。 背後から見えるその足取りは、徐々に早くなっているようで。 ぱしゃり、ぱしゃり。 橋が、崖が、近づいて来ていた。 「范無咎!!」 私の声ではなかった。 背中から聞こえたその声に、びくりと震える。 雨に濡れた視界が、少しだけはっきりとした。 そうだ。 目の前の"彼"を助けるには。 振り返るんだ。 振り返って、忘果の剣でこの世界の"謝必安"を消す。 そうすれば、"彼"を守れる。 それで呪いは、なかったことになるから。 早く、振り返って。 そう、思うのに。 視線が、彼から離れてくれない。 それでも無理矢理目をつぶり、反転する。 声にならない声で叫ぶ白い武者の姿があった。 黒い剣へと手を伸ばす。 この世界の"謝必安"を消して。 大きな物が、水に、落ちたような。 色褪せた地面を打ち付ける水が、目の前でいくつも跳ねた。 そして、やっと理解する。 がり、と爪が皮膚を裂いた。 聞きたくない。 雨の音が、怖くて。 こわくて、こわくてこわくてこわくてこわくてこわくて。 [newpage] 最初に目に入ったのは、濡れた古い木の板だった。 気が付くと、私は粗末な小舟の上にいた。 目の前には白い武者がいて、座り櫓を漕いでいる。 周囲を崖に囲まれていることに気が付いて、ここが谷底なのだとわかった。 私は何をしていたのだろう。 「……どこ……どこにいるんです……無咎……」 泥にまみれ、全身をぐっしょりと濡らした白い武者がうわ言のように繰り返す。 ふっと音が遠ざかり、また目の前の景色が揺らいだ。 傘を持ってきましたよ……お願い……どうか、出てきて…… 「あ………」 白い武者が、繰り返し川面に名前を呼ぶ。 その度に、ここがどこだかわからなくなるほどの眩暈がした。 繰り返し蘇る、橋と無咎の姿。 もうこれ以上、この謝必安を見ていたくない。 もう、終わりにしてしまおう。 握りしめたままの黒い剣に、手をかける。 「まだ」 急にはっきりと告げられた言葉に、手が止まる。 "謝必安"は私と目を合わせることなく、吐き出すように声を張り上げた。 「まだ、わからない……だってそうでしょう! もしかしたら生きているかもしれない! ……だから」 白い武者は歯を食いしばって立ち上がり、私に向き直る。 それは悲鳴のような叫びだった。 「私は、范無咎を諦めたくない!」 船を取り囲む水面で、雨が私達を嘲笑うかのごとく舞っていた。 [newpage] 探し求めた存在は、下流の苔むした岸で見つかった。 その体を浅い水面に沈め、仰向けに倒れていた。 結われた白い髪はほどけ、ふわりと水中に漂っていた。 浅黒い肌からは、生の色が失われていた。 "謝必安"が、名を呼びながらその体を引き上げた。 何度も、何度も、声をかけ、揺さぶった。 "范無咎"が目を開けることはなかった。 慟哭は、涙と共に雨の中に吸い込まれた。 私は、遠くからそれを見ていた。 力を失った体をかき抱いていたその人は、やがて何も言わなくなった。 ただ涙を流しながら、腕の中の存在を見つめていた。 青白い肌が、眠る横顔へとゆっくりと近づいた。 水気を含んだ黒い髪が簾のように落ちて、私の目から二人の口元を隠した。 金属の音がした。 謝必安が、慣れた手つきで自分の刀を抜いていた。 私は焦った。 私の無咎を助けるためには、この世界の謝必安が死ぬ前に、謝必安を殺し魂を奪わなくてはならなかったから。 だから夢中で、その背中に突き立てた。 噎せたような声と共に、がくんとその体が震えた。 突き立てた。 この世界の"私"を確実に消してしまえるように。 突き立てた。 雨霧の奥、歪な人影が私を見てカラカラと笑っていた。 [newpage] 静寂を連れて、世界に音が戻ってきた。 足元に、雨と、泥と、血に染まった二つの体が寄り添うように倒れていた。 切れた髪が、散り散りになって傍らに落ちている。 羨ましい。 "范無咎"と共に居られる事だけではない。 私には覚悟を決める時間も、傍らでの死も。 何も、なかったのに。 急に、周囲の音が遠ざかった。 耳が聞こえなくなったのではない。 雨が止んだのでもない。 水滴が、空中で浮いている。 私以外の、時が止まったようだった。 周囲の景色、止まっていた雨粒。 それら全てが、ゆっくりと、ゆっくりと薄れて、白く染まってゆく。 "謝必安"を残して。 白い世界にぽつりと残された"謝必安"から、ふわりと何かが這い出て黒い剣へと吸い込まれた。 その体は淡く輝き、蒸発するように消えてゆく。 返り血さえも、残らない。 やがて。 再び、紙が徐々に水を吸い込むように景色は色を取り戻した。 空を覆う一面の灰色。 川岸に雨は、降っていなかった。 世界が、変わったのだと思った。 そこには、"范無咎"がいた。 その結われた白い髪は、短く。 その額に、紅はなかった。 黒い馬に乗り、どこかつまらなさそうな表情で"彼"は去ってゆく。 私は悟った。 あの謝必安はもう、この世界にいないのだと。 きえてしまった。 わすれられてしまった。 そしてわたしも、いずれはそうなる。 くすりと、零れたのは笑い声だった。 自分でもよくわからない声が止まらない。 「ああ。 よかった、よかった! わたしは、このせかいのうじんを殺したままにせずにすんだ!」 空に向かって、笑う。 雨ではない水が、私を濡らす。 「ねえ、あなたもうれしいでしょう? そうですよね?」 もういない人へと問いかける。 返事はない。 「まっていてください無咎! かならずあなたまでたどりついて、あなたを……貴方を……」 声が、小さくなって震えて途切れてゆく。 「っ……ぅぁ……ぅあぁあ、ああッ!……あああぁぁ!……ぅうぅッ……」 "彼"が生きていて。 私の無咎を助けることにも近づいていて。 それは、私が望んだことなのに。 どれくらい時間が経ったのだろう。 また闇が溢れ、私を飲み込んだ。 ああそうか、もうこの世界ともお別れなのだ。 再び落ちる感覚に襲われ、意識が遠のいてゆく。 一言で良い。 あの不遜な金の瞳に、「これで良かった」と言ってほしかった。

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#4 突然ですが、無咎のために死んでもらいます【4.東風】

白黒 無常 東風 遥

アイコン 説明 吸魂揺魄 必要存在感:1,000 CT:白20秒、黒15秒 白黒どちらが使用したかによって効果が変わる。 「謝必安 白 」 5秒間、「諸行無常」が使えなくなり、窓や板を越えることもできなくなる。 その代わり移動速度が大きく上昇し、付近にいるサバイバーに吸魂ゲージを与えることができる。 吸魂ゲージが最大まで溜まると失魂状態となり、数秒間サバイバーは移動以外のアクションが行えなくなる。 失魂状態なら、 地下室 ハッチ からも脱出できなくなる。 「范無咎 黒 」 鈴を鳴らし、鈴の音の範囲内にいるサバイバーに調整を発生させる。 サバイバーが調整に失敗すると60秒間の心震状態になる。 心震状態のサバイバーが再度「吸魂揺魄」で調整に失敗すると落魄状態となり、一定時間操作方向が逆になる。 白形態で索敵の効率アップ! サバイバーを拘束したら、 黒形態で周囲を警戒すると良い。 サバイバーが救助を狙っているようであれば、救助者や負傷者に攻撃を当てる準備をしておこう。 見晴らしが良い場所なら白形態でも大丈夫 周囲に障害物が少なく、サバイバーを見つけやすい場所であれば白形態でも問題ない。 救助へ来たサバイバーを見つけたら「吸魂揺魄」で吸魂し、仲間を救助できなくすれば救助を失敗させやすい。 内在人格「耳鳴り」は装備しておこう 「耳鳴り」を装備しておけば、 周囲36メートル以内に自由に動き回れるサバイバーがいるかどうかが一瞬で分かる。 サバイバーの接近にもすぐに気づけるため、必ず装備しておきたい。 吸魂揺魄はどんどん使おう! 白形態でも黒形態でも、吸魂揺魄はどんどん使っていこう。 白形態なら索敵時の移動として、黒形態ならサバイバーをスタンさせる効果があるため、活用すればサバイバーを簡単に追い詰められる。 白形態なら距離が離れた時に 白形態時であれば、 サバイバーとの距離が離れている時に使用すれば素早く近づくことができる。 遠くにいるサバイバーを発見したらすぐに使ってしまっても問題は無い。 黒形態ならアクションの防止として 黒形態時なら、サバイバーが板や窓枠などでアクションを起こす前に使おう。 呪術師や炭鉱者といったスタンを扱うサバイバーがいるようであれば、装備しておくと役立つだろう。 白無常で追跡中に板を使われても対応しやすく、効率よく追跡できるようになる。 ゲート出現時サバイバーを捕まえやすい 「アナウンス」を採用したため、 暗号機が全て解読された後5秒間サバイバーの居場所が分かる。 スキルを使って近くまで移動すれば、最低でも1人は捕まえやすくなる。 白黒無常の衣装 東風遙 タイトル 結論 同道 結ばれている二人の名札:謝必安と范無咎、二人の衙役の名前が微かに読み取れる。 憂 一枚の告発状:自分の息子が酒場で衙役に傷付けられたと地方大員が訴えている。 疾風 正義を貫くことが、名誉につながるとは限らない。 驟雨 「あの日は誰が手を出した?お前か?謝必安か?」 劫 一封の極秘手紙:十日以内に満足のいく結果が欲しいと、地方大員が促している。 一つの理由 一封目の自供書:謝必安は酒場で傷害事件を起こした事実を認め、その他人物と一切無関係であることを誓った。 一つの言い訳 二封目の自供書:范無咎は酒場で傷害事件を起こした事実を認め、その他人物と一切無関係であることを誓った。 途方の暮れ 一枚の委託書:謝必安と范無咎、二人で逃走中の犯人を追うよう書かれている。 咎めぬ者おらず 一封の手紙:范無咎が謝必安を南台橋に誘い、傷害事件の解決策について相談しようと綴られている。 風雨去りしも 謝必安は逃走した犯人を突き止めた手柄で「真相」を選ぶ権利を得た。 彼は、自ら唯一の「罪有る人」になることを選んだ。 南台不帰 范無咎は知っていた。 大員が求めているのは真相ではなく、誰かが代価を支払うことなのだと。 降り止まぬ雨と 一枚の判決書:衙役・范無咎は酒場で障害事件を起こし、事件が明らかになる寸前、暴雨によって南台橋で溺れ死んだ。 傷害事件はこれにて解決したと看做される。

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