舌 の 真ん中 が 痛い。 舌が痛い|口腔外科相談室|日本口腔外科学会

舌にひび割れ・亀裂が?!痛い症状は病気のサイン?原因・治療法・薬は

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舌の「できもの」が口内炎の場合 舌にできる「できもの」の中でも多いのは口内炎です。 口内炎には次のような種類があり、それぞれ特徴が異なります。 1-1 アフタ性口内炎 アフタ性口内炎の特徴 色 黄白色~灰白色 見た目の特徴 2~6mm程度の円形で、やや窪(くぼ)んでいる 周囲との境目 はっきりしている 一度にできる数 多くの場合、1~3個程度 痛み 強い~非常に強い 口内炎の中でもよく見られるのが「アフタ性口内炎」です。 食品や歯、辛味・酸味といった刺激物が触れたときに強い痛みが走ります。 アフタ性口内炎の原因 アフタ性口内炎の発症率を高めると考えられている要素 睡眠不足 慢性的疲労 過度のストレス 口の中の清掃不足 物理的刺激 ドライマウスによる唾液不足 鉄分の欠乏 ビタミンB群の欠乏 アフタ性口内炎の原因は分かっていません。 ただし、上記のような要素はアフタ性口内炎を発症しやすくさせると考えられています。 この場合の物理的刺激とは、同じ部位に繰り返し刺激が加わる慢性的な刺激です。 「歯のとがった部分」「入れ歯の金具」といったものが、舌の同じ場所に何度も当たると、アフタ性口内炎ができることがあります。 アフタ性口内炎の一般的な治療法 基本的には1~2週間程度で自然治癒します。 ただし、同時に4個以上できている、2週間以上経っても改善されないといった場合、歯医者さんやその他の医療機関を受診することも検討しましょう。 医療機関では、抗炎症剤を処方されるのが一般的です。 ビタミンB群の不足が考えられればビタミン剤を投与したり、割れてとがった歯がある場合は、歯を治療したりすることもあります。 1-2 カタル性口内炎 カタル性口内炎の特徴 色 赤~紅色 見た目の特徴 小さな斑点で、周囲に発赤や腫れをともなう 周囲との境目 はっきりしない 一度にできる数 複数できることが多い 痛みの強さ 強くはないが熱感をともなうことがある 赤いできものの場合、カタル性口内炎の疑いがあります。 小さな赤い斑点が複数でき、周囲も含めて全体が赤く腫れることが多いです。 何もしていないときはほとんど痛みませんが、熱感を訴える人もいるようです。 辛味・酸味といった刺激の強い食品を口に含むと、痛むことがあります。 また、悪化すると「粘り気のある唾液が分泌される」「口臭が悪化する」といった症状があらわれることもあります。 カタル性口内炎の原因 物理的刺激が原因とされています。 サイズが合わない歯の詰め物やかぶせ物、入れ歯の金具などによる刺激が引き金になることがあります。 体調不良のときや、口の中が不衛生な状態が続いた場合、発症率が高くなると言われています。 カタル性口内炎の一般的な治療法 基本的には1週間~10日程度で自然治癒します。 口の中の衛生状態が悪いと治りが遅れることがあるため、口の中を衛生的に保つことが大切です。 ただし、アルコールの入ったうがい薬は刺激が強すぎることがあるため、ノンアルコールや低刺激性のものがおすすめです。 医療機関では、ステロイド系の抗炎症薬を処方されることが多いです。 1-3 ヘルペス性口内炎 ヘルペス性口内炎の特徴 色 白~赤色 見た目の特徴 中心が白く、周囲が赤い水疱(水ぶくれ) 周囲との境目 はっきりしている 一度にできる数 多くの場合、多数の水疱 痛みの強さ 強い~非常に強い ヘルペス性口内炎は、ウイルス感染症の一種です。 初めて感染し発症した場合、広い範囲に水ぶくれのようなできものが生じ、高熱や倦怠感(けんたいかん=だるさ)といった全身症状をともなうことが多くあります。 一方、すでに感染している人が再発する場合、「口唇ヘルペス」「ヘルペス性口内炎」といった、皮膚や粘膜の症状にとどまることが多いようです。 ヘルペス性口内炎は痛みが強く、症状が出ている間は食事に苦労する人も多いとされています。 舌だけでなく、唇・歯茎・頬の粘膜など、口の中全体に水ぶくれのようなものができます。 ヘルペス性口内炎の原因 原因は「単純ヘルペスウイルス1型」です。 日本人の7~8割が感染しているとされるウイルスで、一度でも感染すると体内から除去することは難しいと言われています。 ウイルスは普段はおとなしくしていますが、風邪や体調不良で免疫力が低下したときに、感染症を引き起こすことがあります。 ヘルペス性口内炎の一般的な治療法 医療機関では、ウイルスの増殖を抑えるために抗ウイルス薬を使った治療をおこなうのが一般的です。 抗ウイルス薬は、「DNAポリメラーゼ(ウイルスが増殖するために必要な酵素)の働きを抑える」作用があります。 そのため「DNAポリメラーゼ阻害薬」とも呼ばれています。 市販薬に「口唇ヘルペスの再発例」に適応したものもありますが、ヘルペス性口内炎は別なので注意しましょう。 1-4 カンジダ性口内炎 偽膜性(ぎまくせい)カンジダ症の特徴 色 白色 見た目の特徴 苔(こけ)のような膜状 周囲との境目 はっきりしない 一度にできる数 多くの場合、ひと続きの1ヶ所 痛みの強さ 多くの場合、痛みはない 萎縮性(いしゅくせい)カンジダ症の特徴 色 赤色 見た目の特徴 広範囲に発赤が見られる 周囲との境目 はっきりしない 一度にできる数 多くの場合、ひと続きの1ヶ所 痛みの強さ 熱感をともなうことがある 肥厚性(ひこうせい)カンジダ症の特徴 色 白色・肉色・赤色など 見た目の特徴 皮膚のように盛り上がる 周囲との境目 明確・不明確のいずれもある 一度にできる数 多くの場合、1個 痛みの強さ 多くの場合、痛みはない 「カンジダ性口内炎」は「口腔カンジダ症」とも呼ばれています。 症状によって「偽膜性カンジダ症」「萎縮性カンジダ症」「肥厚性カンジダ症」に分かれています。 それぞれ外見的な特徴が異なりますが、いずれも痛みはあまりありません。 中でも多く見られるのは偽膜性カンジダ症で、舌の表面に「もやもやとした白い苔のようなできもの」があらわれます。 苔のようなものは擦ると剥がれますが、ただれたり出血したりすることがあります。 カンジダ性口内炎の原因 カンジダ菌と呼ばれる真菌(しんきん=カビ)です。 カンジダ菌は健康な人の口の中にも生息する常在菌で、普段は病気の原因となることはありません。 しかし、体調不良で免疫力が低下すると、増殖して感染症を引き起こすことがあります。 抗生物質を多用したり、長期間使用し続けたりすることも、カンジダ菌の増殖を招く原因になると言われています。 抗生物質は細菌を殺菌するため、長期間の使用によって、口の中の細菌や真菌のバランスが崩れることがあります。 このとき、カンジダ菌が増殖すると感染症を発症することがあります。 カンジダ性口内炎の一般的な治療法 カンジダ性口内炎は真菌感染症です。 医療機関では、真菌の増殖を抑えるための抗真菌薬を含んだうがい薬や飲み薬を処方されるのが一般的です。 併せて、口の中を衛生的に保つことが大切です。 歯磨きやうがいといった、日々のケアを丁寧におこなうようにしましょう。 口内炎以外の舌の「できもの」 舌に発生する「できもの」は、口内炎だけではありません。 この章では、口内炎とは異なる「できもの」を紹介します。 将来的にがんに変わる恐れのあるものもあります。 2-1 地図状舌(ちずじょうぜつ) 見た目の特徴 舌表面に「白いふち取りのある赤斑(せきはん=赤い斑点)」が生じます。 「できもの」というよりは「模様」のような外見です。 赤斑は不規則な形をしており、大小の赤斑が複数できることもあります。 赤斑の模様が地図のように見えることもあるため、「地図状舌」と呼ばれています。 症状・対処法 外見的な変化を除けば、症状らしい症状はほとんどありません。 ただし、人によっては軽度の痛みを訴えることもあるようです。 原因は不明ですが、「ビタミンBの欠乏」「自律神経失調症」といった要因が考えられています。 無症状なら経過観察、痛みがある場合は対症療法をおこなうのが一般的です。 2-2 口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん) 見た目の特徴 舌を含む口の中の粘膜に、網状模様(もうじょうもよう=網のような模様)、発赤、びらん(ただれ)、水疱(すいほう=水ぶくれのようなもの)といった症状があらわれます。 放置すると、稀(まれ)にがん化する恐れがある「前がん病変」の一つです。 白色になる白色型と、白色に加えて赤色をともなう紅色型の2種類に分けられています。 いずれも「レースのように広がる、ひとつながりの見た目」で、やや広範囲にわたることが多いです。 症状・対処法 自覚症状には個人差がありますが、痛みを訴える人が多いようです。 そのほか、熱感、口の中の不快感、出血、味覚異常などを訴える人もいます。 40代以降の女性に多く発症する傾向があるとされています。 基本的には痛みといった症状に対処しながら、経過観察することになります。 炎症が強い場合は、ステロイド剤を用いて炎症を鎮(しず)めるのが一般的です。 2-3 口腔白板症(こうくうはくばんしょう) 見た目の特徴 口腔白板症は、舌を含めた口の中の粘膜の一部が「白くなって盛りあがる症状」を指します。 前がん病変の一つで、4. 4~17. 舌の口腔白板症は側面にできることが多く、表面の質感は「つやつやと滑らかなもの」「ざらざらしたもの」「凹凸があるもの」など、さまざまです。 自然治癒は期待できず、時間が経過するほど大きくなる傾向があります。 舌に白いできものができ、2週間経っても改善しなければ、白板症の疑いがあります。 症状・対処法 放置すると、白い部分に赤い斑点が混じる「紅斑混在型(こうはんこんざいがた)」に変わることがあります。 紅斑が混じると痛みが生じることもあります。 「少しずつ大きくなっている白いできもの」がある場合、早めに歯医者さんを受診しましょう。 2-4 紅板症(こうばんしょう) 見た目の特徴 舌をはじめ、口の中の粘膜の一部が盛りあがって赤くなっている場合、紅板症の恐れがあります。 表面がつやつやしていることが多いですが、一部にえぐれたような潰瘍(かいよう)が見られるケースも多いです。 症状・対処法 紅板症が形成される過程で粘膜が薄くなる際、刺激痛を感じることがあります。 しかし、紅板症が形成されてからは、基本的に痛みを感じないようです。 「刺激痛のあった部位が赤く盛りあがってきた」という場合、紅板症が疑われます。 紅板症の恐れがあるできものを見つけたら、早めに歯医者さんを受診しましょう。 2-5 舌がん 見た目の特徴 口腔がん全体の約6割を占めると言われているのが舌がんです。 舌の中央に発生することはほとんどなく、大部分が側面やふちの部分に発生します。 口内炎のようなもの、白く厚い皮が張ったようなもの、赤くなっているもの、盛り上がっているものなど、見た目はさまざまです。 口内炎のような症状の場合、舌がんと見分けるのが難しいこともあります。 症状・対処法 痛みがあったりなかったりします。 しこりのようになっていたり、2週間以上治らない口内炎のようなものがあったりする場合は、舌がんも考えられます。 舌には「食べ物を歯の位置に固定する役割」「飲みこむ物を喉に送る役割」があります。 そのため、舌がんが大きくなってくると、噛んだり飲み込んだりする動作が困難になることがあります。 腫瘍の大きさによっては、放射線治療や化学療法で腫瘍の縮小を試みることもあります。 初期の舌がんに対しては「舌部分切除」「舌可動域半側切除」、進行したがんには「舌可動部全摘出」「舌全摘出」といった外科手術をおこなうことがあります。 舌を切除した場合、発音機能に障害が残ることもあります。 早期発見のため、少しでも舌に異変を感じたら、早めに歯医者さんを受診しましょう。 まとめ 舌の「できもの」にはさまざまな種類があります。 自然治癒が期待できる口内炎から、生命にかかわる恐れのある舌がんまで、リスクもさまざまです。 自己判断が難しいものもあるため、舌に気になるできものがある人は、一度歯医者さんを受診してみましょう。 特に、2週間を過ぎても改善されない口内炎やできものがあるときは、歯医者さんで診てもらうことをおすすめします。 併せて、口の中を清潔に保つよう、毎日の歯磨きといったケアを丁寧におこないましょう。

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舌の「できもの」の見分け方と対処法とは?口内炎・舌がんの特徴【歯科医師監修】

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しかし、しこりは体の中の様々な部位に発生する可能性があり、放置しておいても問題ないものもあれば、病気からのサインとして表れるケースもあるため、甘く考えるのは良くありません。 例えば、舌にしこりができた場合にはどのような原因があるのでしょうか。 「しこり=がん」というイメージも強いことから、不安になりますよね。 そこで、舌にできるしこりにはどのような原因があり、病気の可能性はあるのか、病院を受診する場合には何科を選択すれば良いのかなどについてご紹介します。 病気以外の原因で発生する舌のしこりについて 舌にしこりができたからといって必ずしも病気というわけではありません。 例えば、次のような理由でしこりのような状態になることがあります。 噛んだことが原因でできるしこり 物を食べている最中にうっかり噛んでしまい、そのあとからしこりのような状態になったという方は珍しくありません。 一度舌を噛むとそこが腫れ、無意識のうちにまた同じところを噛んでしまうことがありますよね。 このような状態になるとしこりに繋がりやすくなるため、注意が必要です。 喫煙・飲酒の影響 タバコやお酒に含まれる成分が触れると舌は刺激として認識します。 毎日たくさんタバコを吸っている方や晩酌が日課になっている方は舌に与える負担が大きいため、しこりに繋がることもあるのです。 お酒を飲みながらタバコを吸うとその危険性はさらに高まります。 辛いものが好きな人も要注意 極端に辛いものや熱い物もタバコやお酒と同じく舌に負担を与えます。 激辛料理が好き、物を冷まさずに熱い状態で無理やり流し込んでしまうという方は気を付けましょう。 舌のしこりが発生する病気は? 舌にしこりを見つけると真っ先に不安になるのが「もしかして舌がんかも…」ということではないでしょうか。 舌がんは男性にできやすく、発症のピークは50代とされています。 口内炎と似たような症状が現れ、しこりや赤みだけでなく白い斑点が見られることもあるので、舌の状態をよくチェックしてみましょう。 舌がんは舌の側面にできやすいという特徴を持っているので特に注意深く観察してみてくださいね。 口内炎と間違える方が多いのですが、口内炎は長く続いたとしても1~2週間程度であるのに対し、2週間以上たっても症状が治まらない場合は舌がんの可能性も疑い、病院を受診するのがおすすめです。 良性の腫瘍の場合もある しこりがあるからといってそれが必ずしも悪性の腫瘍とは限りません。 例えば、「線維腫」、「血管腫」という良性の腫瘍でもしこりが発生することがあります。 何度も同じところを噛んだ時に発生するしこりは線維腫と判断され、ほとんどは経過観察となるでしょう。 舌の表面が大きく盛り上がる乳頭腫はヒトパピローマウイルスの感染が大きな原因とされています。 こちらも良性の腫瘍ではありますが、 徐々にガン化する症例もあるため、舌に異常を見つけたら病院を受診しましょう。 舌の真ん中の方に膨らみがある場合は正中菱形舌炎(せいちゅうりょうけいぜつえん)という可能性もあります。 男性に発生しやすく、喫煙と何かしらの関係があるのではないかとされていますが詳しい原因はまだ分かっていません。 腫瘍とは違うため、経過観察になるケースがほとんどです。 何科に行けば良い? 舌にしこりができた場合には何科を受診すれば良いのかというと、 口腔外科が代表的です。 近くに口腔外科がないということであれば歯科、耳鼻咽喉科でも構いません。 どこで検査を受けたとしてもさらなる精密検査が必要だと判断された場合には専門的な病院を紹介してもらえるので、まずは行きやすい病院を選択してみてくださいね。 しこりができたなら病院で診察を受けよう 舌にしこりができる原因や疑われる病気についてご紹介しました。 口の中に何らかのトラブルが起きたとしても、どうせ口内炎だからそのうち治るはず、と甘く考える方も多いようです。 しかし、舌がんの初期症状で口内炎に似たものが現れることもあるため、なかなか治らない口内炎やしこり、できものがある場合にはできるだけ早めに検査を受けましょう。 普段から自分の舌の様子をよく確認しておくと異常が発生したときにいち早く気づくことができます。 万が一、舌がんだったとしても早期発見・治療を行うのが理想的なので放置するのではなく、早めの対策を心がけましょう。

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[写真あり] 舌の真ん中にしこり。正中菱形舌炎ですか?

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舌とは 舌とは、物を飲んだり、噛んだり、飲みくだしたり、またしゃべったりする際になくてはならない、味覚や触覚などを持つ、口の中の感覚器のことです。 舌の構造 最表層は、重層扁平上皮に覆われています。 舌の下面以外は、舌乳頭と呼ばれる細かい突起が密集し、細かい凸凹構造になっています。 舌の内部は、粘膜の直下まで、筋肉がびっしりとつまり、表面とのせまい隙間(粘膜固有層)は、その筋層をつつむ強靭な結合組織、舌腱膜になっています。 舌内の筋肉の収縮時には、この舌腱膜を足場にして力を出すそうです。 舌の内部全体を満たす舌筋群には、舌の内部だけを走る内舌筋と、舌の外と内部とをつなぐ外舌筋とがあります。 内舌筋は、上下、左右、前後それぞれの方向に走る筋線維が入り混じり、これらが協調して収縮することにより、舌の形を変えたりすることができます。 外舌筋は、舌を外側から支えたり、舌を突き出したり、引っ込めたりする位置の変化をさせたりし、下顎骨、舌骨などから出ています。 舌の表面下には、舌腺などの小唾液腺があり、唾液を分泌しています。 病気時に出る舌の症状 舌を日ごろ観察していると、健康状態がよくわかります。 というのも、舌の表面は薄い粘膜のため、下の血管や血液の状態を表してくれています。 舌の表面は新陳代謝が早く約3日で細胞が交代しているそうです。 そこで、今・現在の健康状態がわかるのです。 朝起きて、口を軽くすすいでから、舌を観察します。 食後は、食べ物の色などが付いて判断しにくくなります。 白い舌の場合 白い舌になる原因には様々なものがあり、辛い物・熱い物の食べ過ぎや、喫煙などによる舌への刺激、胃や食道の疾患などがあります。 肝臓に異変があることがあり、 肝臓がんのこともあります。 肝臓にがんができると特殊な物質が出て、舌の乳頭を成長させるので舌全体が白くなってくるそうです。 また、皮膚の表面がデコボコになることもあります。 また、指にポツポツと小さな粒のようなものがたくさんできることもあります。 しゅうへき舌 ひだ舌 という舌のシワが深い場合、かなり長い期間治らなければ病院を受診します。 胃腸が悪い時、舌の使い過ぎ 話す仕事などで などが原因のこともあるようです。 黒い舌の場合 舌のある部分に黒いシミが出ます。 舌の裏側や側面に出ることもあるようです。 これは、副腎に異変がある時に表れます。 副腎がんのこともあります。 副腎がんになると下垂体からメラニン色素が出るからだそうです。 皮膚がんの メラノーマ時にも、舌や指に黒いシミが出ることがあります。 赤い舌の場合 舌の所々に強い赤みが出ることがあります。 萎縮性胃炎のことがあります。 萎縮性胃炎は、胃のひだが無くなり、胃の粘膜がつるつるになります。 50歳以上の人に多く見られます。 舌全体が赤くなるほどに進行すれば、 胃がんの疑いとなります。 舌が赤くなるのは、ビタミンB12が吸収されなくなり、貧血になります。 貧血になると舌が栄養不足になり、乳頭が育たなくなります。 そうすると、乳頭の下の血管が見え赤く見えます。 舌の乳頭が縮んで舌がつるんとした状態の場合には、目の下の内側を確認し白いと、委縮性胃炎による悪性の貧血を起こしている場合があります。 舌が赤くてつるつるしている時は、赤色平滑舌と呼ばれます。 これは、鉄欠乏性貧血、悪性貧血、ビタミンB複合体欠乏症、シェーグレン症候群、認知症の疑いなどの病気が考えられます。 なので、一度内科を受診されるようにお薦めします。 つるつるになるのは、舌乳頭の萎縮によって、舌の粘膜が薄くなり、下の血管が透けて見えるようになるからです。 まだら舌の場合 舌に赤と白が地図状にまだらに見えることがあります。 地図状舌とも言われます。 白血球の異変がある時に見られます。 嚢胞性乾癬の時にもまだら舌が見られます。 この病気は、免疫細胞が暴走し、皮膚に発疹が出たり、関節の炎症、失明にも至ることがあるようです。 ドライマウスの時にも、まだら舌が見られます。 舌の周辺に歯形がついている場合 歯の食いしばり癖 TCHというTooth Contacting Habit 歯をくいしばる癖によって、舌の周辺に歯形がつくようです。 そして、TCHを自覚せずに長く放おっておくと、顎関節症になり口が少ししか開かなくなったり、痛みで寝られなくなったりします。 口を閉じている時には、正常の場合には上の歯と下の歯は触ることはありません。 もしも、舌の周辺に歯形がついている場合や歯が触っていると自覚した場合には、意識して歯を離すことです。 何かに集中している時やストレスを感じている時によくTCHが出るそうです。 TCHの対策として、前歯の内側に舌の先を着けると良いと聞き、私もこの方法をとっていますが、よさそうです。 厚くて大きい舌の場合 体に余分な脂や水のたまった状態です。 体が、むくんでいます。 高脂血症、胃腸が悪い人に見られます。 ・・・きゅうり、冬瓜、とうもろこしが良いそうです。 舌診 舌の状態を見る 漢方医は問診、脈診、腹診、髪の毛、耳の形、舌診などを総合して診断します。 舌は常に一定ではなく体調により変化しています。 胃腸、水分代謝、血液、心 精神状態やストレス 、病気の進行・深さ、元々の体質、体の寒熱性などの様々な状態を表現しています。 正常な舌• うす紅色の鮮やかなピンク色• 苔はうっすらと白くついている程度• 適度な潤いがある• 程よい大きさと厚み• 動きが自由である 血行が悪い人の舌• 舌の裏側の血管が青筋だって見える。 私も経験しました。 冬が過ぎる2月ごろに体調が悪くなりました。 テレビで舌の裏側の大きな2本の血管が、青黒くなっていたら血行が悪いと医師が言いました。 鏡で確かめると、青黒い血管が怒張していました。 この改善には、両耳を指で挟んでもみほぐすと良いと教えてくれました。 耳の穴、シワのところも、全体をまんべんなく、いた気持ちいい程度に。 加えて足の指をもみ、ふくらはぎから太ももへと静脈血が流れるようにマッサージします。 その二つをすると、数日で舌の下の青黒い静脈が細く見えるようになりました。 皆さんも、ぜひやってみてください• 舌の全体が紫色や暗い感じの舌になる• 舌の端に黒い斑点が出ます。 女性の場合は、内膜症の時に出ることもある 元気の源が不足している人の舌• 舌の表面がつるっとして光る• 白い苔が舌全体に生える 暖める力の不足、体が冷えやすい、午前中は元気がなく、午後から元気がでる 潤いの足りない人の舌• 舌が赤くて口が渇く• 舌が割れている・・・脱水状態、水分不足の人に見られます。 水分や栄養をいくらとっても、高齢者では、吸収しにくい人もいるようです。 熱中症の時にも見られます。 ・・・水分を少しずつ何回にも分けてとります。 体が湿気ている人の舌• 全体的に白く、中央が割れていることもある 体の水分が不足している人の舌• 全体的に赤く、乾燥した感じの舌になる• ほてり、のぼせ、不眠、肌が乾燥してかゆいなどの体の症状が出ることがある 舌診 舌の色など 赤い舌 体に熱がこもっている。 ・・・飲酒、肉類、揚げ物、辛い物の食べすぎを控える。 白い舌 顔色が悪い、貧血、疲れやすい、食欲不振、寒がり、動くとよけいに疲れるなどの症状があります。 血行不良で、体が冷えている。 ・・・温かい物を食べて、冷たい飲み物を控える。 夏場は冷房にも注意する。 白くてなめらかな舌 水分が多い舌 体の冷え、機能低下が考えられます。 白くて苔がない舌 余分な水分の停滞や内臓の機能低下が考えられます。 黄色で乾燥した舌 熱により体の水分が消耗している状態。 白い苔が黄色に変わったら冷えは解消されたが、体内に熱がこもったなど病気の性質が変わったことを表しています。 また、消化不良や慢性胃炎の時にも黄色くなることがあるようです。 白い舌苔がある舌 胃腸が弱り始めている。 ・・・消化の悪い物、冷たい物を避ける。 肉類を控え、胃に優しい物を食べる。 黄色の舌苔がある舌 体の抵抗力が落ち、胃腸の細菌バランスが崩れている。 口臭もきつくなる。 ・・・白い舌苔よりも不調が長引いている。 ・・・食事量を減らして胃腸を休める。 運動・入浴で老廃物を出すと良い。 紫色の舌 全身の血流が悪い状態です。 ・・・肝臓、心臓の機能の悪いひと、高血圧の人に見られます。 ・・・血流を良くする玉ねぎ、青魚、酢の物が良いです。 黒い舌 病気か、薬の影響か、質なのか。 とりあえず、内科で相談なさってください。 白いかたいできものがある舌 舌癌の可能性があります。 舌癌はどんどん悪くなります。 早めに口腔外科を受診してください。 舌診 舌の異常な場所から病気を探る 舌は経路の五臓六腑につながっているそうです。 舌の異常のある場所で、内臓の異常がわかります。 舌の両脇 舌の両脇は、肝と胆の異常を表す。 ストレスがあると両側が赤くなる。 水分過多の場合には、歯の当たる側面がデコボコになります、この場合には、アルコールや冷たい飲み物を控えます。 舌先 舌先は心と肺の異常を表す。 睡眠不足、疲労、心の機能の亢進で舌先に突起ができたり、口内炎になったりする 舌の中央 舌の中央は、脾 消化器全般 と胃の異常を表す 舌の奥 舌の奥は腎の異常を表す 口舌ジストニア 口から舌が出る 、ストレスから来る病気 50歳代女性は、仕事のストレスから、話そうとすると舌の筋肉が緊張して舌が口から出てしまうようになったそうです。 「口舌ジストニア」は、舌や首、腕などの特定の筋肉が、動作時などに必要以上に緊張して起こる「異常姿勢・異常運動」だそうです。 舌筋に強い緊張が起こると、常に、あるいは口を動かした時に「口から舌が出る」状態となるそうです。 治療方法は、少量の局所麻酔薬を舌筋に繰り返し注射して緊張をとるようです。 症状が完全に消えた患者さんもいるようです。 神経内科など専門家への受診が必要です。 よく似た名前の病気に「口舌ジスキネジア」というのがあるようです。 「口舌ジスキネジア」は、口の周りの複数の筋肉が、意思と関係なく勝手に動き、精神科の薬などの副作用としてよく起こるそうです。 「口舌ジスキネジア」の治療は、原因の薬を減らしたり、中止したりします。 それでも続く場合は、効果的な薬は少なく治療に難渋するようです。

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